内容
日本でのイメージ・シンボルブームの原点
ギリシアやローマの古典、エジプトや北欧などの神話、聖書・キリスト教など宗教関連、およびイコン、錬金術、民間伝承、紋章、文学などヨーロッパ文化のさまざまな分野から、「言葉」や「物事」のもつ象徴的意味と、そこに内包されるイメージを整理し、シンボルやイメージを網羅的に収録、集大成した。難解なシンボルあるいはイメージに出会ったときの参照の一助となる。シンボル・イメージとは、ある種の単語や記号などが過去の西欧文明において人々の心に喚起し、将来もまた呼び起こすと思われる種々の連想である。日本におけるイメージ・シンボル出版ブームの原点となった。図版470点を収録した。