機関誌 国語教室

『国語教室』は、国語の先生方に向けて発行している機関誌です。
著名人によるインタビューや対談、エッセイなど、読みどころ満載!
国語教育界の最新事情はもちろん、明日からの授業に役立つ学習指導案や教材研究、意欲的な授業実践、大修館の教科書サポート情報など、さまざまな情報をお届けしています。

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最新号国語教室 第120号

  • 特集
  • ICT時代の国語教育

コロナ禍でのオンライン授業や一人一台の端末導入など、近年、学校現場にICT化の波が急激に押し寄せています。社会的にも技術の発展に関心が集まる中で、よりよい指導のためにICTをどのように活用できるのか、「ICT時代の国語教育」について特集しました。

巻頭には、言語学の視点から機械の言葉をとらえ、さまざまな文体やスタイルで発信されている川添愛先生へのインタビューを掲載。話題のChatGPTの言葉からふだん私たちが使っている言葉まで、AI時代における言葉との向き合い方についてお話を伺いました。

このほか、ChatGPTやロイロノート、辞書アプリなど、実際にICTを活用した授業案を収録。さらに、ICTを使用する場面や紙媒体との使い分けなど、活用方法についての論考も充実しています。

ICT時代の国語教育について、アイディア満載の秋号です。

全文ダウンロード(PDF:9830KB)

目次

[目次]

特集:ICT時代の国語教育

〈インタビュー〉 川添愛

 AI時代、言葉といかに向き合うか

 

 論考  ICTの今を知る 

ICTは誰のもの? ――動画作成で主体的なアウトプットを――  品田健

紙か、デジタルか 国語教育でのメディアの使い分けを考える  柴田博仁

障害のある生徒へのICTを活用した合理的配慮  中野泰志

――読書バリアフリーに向けた取り組みの必要性――

 授業案  ICTを活用する 

ロイロノートを活用した、みんなが書けるようになる実践  都筑航

効果のあるICT授業活用法7選  足立翔治

YouTubeを活用した「言語文化」の反転授業  梅澤真人

――「あづま下り」を例に――

漢文×ICT=見抜く力 ――ChatGPTはウソをつく――  酒井雅巳

データベースを活用し、自分の考えを深める  岡かなえ

〈学校訪問レポート〉

思いを伝えるために表現を磨く 授業者:神戸沙織・平松和旗

 

〈特別寄稿〉森鷗外は、赦せない小説家だろうか?  平野啓一郎

 

大修館書店 学習辞典・国語便覧のご案内  中面カラーページ

 

●連載 

県立いまどき高校 国語科だより   いのうえさきこ

……ICTを()()()()

いま、高校生に読んでほしい本  内田剛

……ジェームズ・サーバー 著/村上春樹 訳『世界で最後の花 絵のついた寓話』

詩の教室へようこそ⑦  和合亮一

……種まく人よ

国語教師のための古典文法指導講座⑫  大倉浩

……物語にメリハリを ――紫式部にファンレターを書こう⑨

コトバのひきだし⑫  関根健一

……イエスでもノーでも「大丈夫!」って大丈夫?

青山あり! 中国祠墓紀行⑨   平井徹

……王羲之墓(浙江省嵊州市)

 

●コーナー     

えつらん室

……教科書の中の夏目漱石/はじめての漢詩作り入門/

  無礼語辞典/知っておきたい! 統計のオモテとウラ

 

国語のNews&Topics

 

営業だより/編集室

 

表紙イラスト:うらき

バックナンバー

国語教室 第119号

新課程の必修科目の授業が開始されて、はや1年。いよいよ今春からは、選択科目の授業が始まります。

特集「新課程のお困り大解決!」では、「比べ読みってどう扱えばいいの?」「必修科目で文学教材を扱う時間が足りなかった!」など、新課程の授業について、高校の現場の先生方から多く寄せられた疑問やお困りの声を受けて、解決のヒントとなる授業実践案をご紹介いたします。

巻頭には、新教科書の教材筆者、竹内薫さん・堀江敏幸さん・秋田麻早子さん・永田紅さんより、教科書教材に込められた思いや学びとの向き合い方などについて、メッセージをいただきました。新学期のスタートを彩る珠玉のエッセイがそろっています。

ほかにも編集部による新課程国語の実態調査や、好評の連載「県立いまどき高校 国語科だより」など、読みどころ満載の春号です。ぜひご覧ください!

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【訂正とお詫び】
本号の記事「【アンケート】新課程国語の実態調査」において誤記がございましたので、訂正させていただき、お詫び申し上げます。

箇所:p.43「Q3『現代の国語』で『話すこと・聞くこと』をどの程度行っていますか。」

〇円グラフの吹き出し
【誤】
・「10~20時間(規定)扱っている、と答えた先生が1/3近くに。」
【正】
・「10~20時間扱っている、と答えた先生が1/3近くに。」

〇下段「■『現代の国語』の授業」
【誤】
・「『話すこと・聞くこと』では、約27%の先生が規定配当時間である『10~20時間程度』と回答。」
【正】
・「『話すこと・聞くこと』では、約10%の先生が規定配当時間である『20~30時間程度』と回答。」

修正済みの記事全文PDFを以下にアップいたしました。
以上、重ねてお詫び申し上げます。

全文ダウンロード(PDF:20242KB)

国語教室 第118号

全文ダウンロード(PDF:12708KB)

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