英語授業の「型」づくり

おさえておきたい指導の基本

英語授業の「型」づくり
著者 一般財団法人語学教育研究所 編著
ジャンル 書籍 > 英語教育 > 英語教育
大学テキスト > 英語教育・英会話・実務英語 > 英語教育
出版年月日 2021/11/12
ISBN 9784469246520
判型・ページ数 A5・256ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税10%)

内容

英語で進める授業マニュアル《最終完全版》

自分の授業を確立するために、おさえておきたい授業づくりの基礎基本がわかる、授業マニュアル完全版。今、学校で求められる「英語の授業は英語で」が明日から実践できるよう、その原理原則を明らかにしました。練達の授業者による多くの実例を用いて授業準備から丁寧に解説しています。

目次

はしがき

第1章 授業の組み立て

授業組み立ての考え方
 1.大前提
 2.英語授業の原則
 3.授業の基本的な構成
Ⅰ Warm-up
 1.挨拶
 2.授業に入るために準備
 3.帯活動
Ⅱ Review
 1.復習の意義
 2.具体的な活動
Ⅲ Oral Introduction
 1.Oral Introductionとは何か
 2.Oral Introductionのポイント
 3.Oral Introduction運営の注意点
 4.Oral Introductionの副産物
 5.Oral Introductionチェックリスト
Ⅳ Model Reading
Ⅴ Explanation
 1.基本的な進め方
 2.扱う内容
 3.補足・留意点
Ⅵ Reading Aloud
 1.Reading Aloudの目的
 2.Reading Aloudの方法
 3.Reading Aloudの発展
Ⅶ Activities
 1.Activitiesの目的
 2.Activitiesの形態
 3,Activitiesの内容
Ⅷ Consolidation

第2章 授業の流れに則して

Ⅰ Warm-up
 1.たかがWarm-up?
 2.Warm-upで求められること
 3.活動例
 4.いわゆる「帯活動」について
Ⅱ Review
 1.復習のねらいとタイミング
 2.気をつけるべきポイント
 3.活動例
Ⅲ-(1) Oral Introduction(中学校編)
 1.Oral Introductionの実際
 2.指導計画
 3.情報提示
 4.視覚教具
Ⅲ-(2) Oral Introduction(高校編)
 1.Oral Introductionの実際
 2.指導計画
Ⅳ-(1) Model Reading(中学校編)
 1.教科書を開く前に
 2.教科書を開いて読むとき
Ⅳ-(2) Model Reading(高校編)
 1.段落に構成を踏まえた音読を心がける
 2.連続する2文を関連性を意図した音読をする
 3.本文中のコンマ(,)は、意味のまとまりを示す
 4.登場人物になったつもりで音読する
Ⅴ-(1) Explanation(中学校編)
 1.文法事項のExplanation
 2.題材内容のExplanation
Ⅴ-(2) Explanation(高校編)
 1.本文理解のための指導
 2.Explanationのポイント
Ⅵ Reading Aloud
 1.意義と目的
 2.よくある失敗・間違い
 3.いろいろな音読
 4.何をいつ・どこまで指導するべきか
 5.音読から発表への橋渡し
Ⅶ-(1) Activities(中学校編)
 1.ペアワーク
 2.グループワーク
 3.発表
 4.即興的なやり取り
 5.ライティング
Ⅶ-(2) Activities(高校編)
 1.発表
 2.即興的なやり取り
 3.ライティング
Ⅷ Consolidation
 1.授業のまとめ方
 2.宿題・家庭学習の指示

第3章 さまざまな場面での指導技術

Ⅰ Qs & As(Q&A)
 1.発問のしかた
 2.生徒の反応と対処法
 3.コミュニケーションとしてのQs & As(Q&A)
Ⅱ 指名
 1.指名の目的
 2.指名の基本
 3.指名の方法
Ⅲ 指示の出し方(日本語・英語)
 1.指示はわかりやすく簡潔に
 2.指示を出すときは、指示に集中させる
Ⅳ 机間指導
 1.「机間指導」とは
 2.教師の立ち位置
Ⅴ 発音指導
 1.発音指導の重要性
 2.モデルとすべき発音
 3.語の指導
 4.句
 5.文
 6.イントネーション(ニュアンスを伝える)
 7.発音指導の重点の置き方
Ⅵ 単語の導入
 1.単語の意味の提示
 2.綴りの提示法(書き足し法)
Ⅶ テスト・評価
 1.テストと評価は何のために行うか
 2.評価の方法と留意点
 3.小テストをいつ行うか
 4.小テスト実施上の留意点
 5.何をテストするか
 6.テストの種類・形式
 7.採点・返却
 8.簡便に実施するためのアイディア
 9.返却後の処理
 10.小テストと評価について
 11.定期テスト
Ⅷ 辞書指導
 1.辞書を使うことの難しさ
 2.辞書の約束事の指導
 3.辞書はいつから使わせるか
 4.授業中の辞書指導
 5.電子辞書か紙の辞書か?(電子辞書のデメリット)
 6.電子辞書か紙の辞書か?(電子辞書のメリット)
Ⅸ ノート指導
 1.英語の授業における「ノート指導」のポイント
 2.過去のノート指導
 3.ポートフォリオとしてのノート
 4.留意点
Ⅹ 多読指導とは
 1.目的と効能
 2.教材
 3.実施場面
 4.実施方法
XI 文字指導
 1.文字指導の重要性
 2.文字指導の手順
 3.大文字の指導
 4.小文字の指導
 5.大文字と小文字を関連付ける
 6.4線を減らす
 7.語・文の書き方
 8.文字・綴りと音の関係について
 9.左利きの指導について
XⅡ ハンドアウト
 1.Oral Introductionのあとで用いるハンドアウト
 2.Explanationで用いるハンドアウト
 3.音読で用いるハンドアウト
 4.Activitiesで用いるハンドアウト
 5.ハンドアウトを作成・使用する際の留意点

付録1 教室英語
 1.教室英語とは
 2.教室英語の例
付録2 読書案内

コラム1 小中連携・中高連携
コラム2 新しい指導観
コラム3 ユニバーサルデザイン

索引

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