目次
まえがき
本書での表記
プロローグ:誤植ではなかったa accident
1 英語のたどった道
1.1 複雑な屈折をもっていた英語
1.2 屈折を落としていった英語
1.3 標準語と方言の誕生
<英文法こぼれ話>現代英語に残る古英語
2 動詞と時制の謎:驚きの過去形・現在完了形
2.1 I seen / I don'tと言うのはなぜ
2.2 beenだけで現在完了を表すのはなぜ
2.3 過去形がknowedなのはなぜ
2.4 過去形で現在完了を表すのはなぜ
2.5 Are you finished?のように言うのはなぜ
<英文法こぼれ話>アメリカ英語はアイルランドの香り
3 定冠詞・名詞・副詞の謎:教わらなかった形
3.1 定冠詞:つけるの、つけないの?
3.2 複数なのに-sをつけないのはなぜ
3.3 realやawfullを副詞に使うのはなぜ
3.4 anywaysのように言うのはなぜ
<英文法こぼれ話>小説の流儀:繰り返しを避ける
4 代名詞の謎:格の表し方
4.1 meを所有格に使うのはなぜ
4.2 meが主語の位置に現れるのはなぜ
4.3 themをthoseのように使うのはなぜ
4.4 Tom Sawyer heのように言うのはなぜ
<英文法こぼれ話>「あなたたち」を何と言う
5 数と人称の謎:一致しないのはなぜ
5.1 we was/you wasと言うのはなぜ
5.2 he don't/she don'tと言うのはなぜ
5.3 <3単現>でないのに-sがつくのはなぜ
5.4 複数形にthere'sを使うのはなぜ
<英文法こぼれ話>アイルランドの香り漂う3人の作家
6 黒人英語の謎:破格に見えるのはなぜ
6.1 初めて見ると驚く黒人英語
6.2 基本形で過去を表すのはなぜ
6.3 <3単現>なのに-sをつけないのはなぜ
6.4 areとisが現れないのはなぜ
6.5 人称にかかわりなくbeを使うのはなぜ
6.6 doneで完了を表すのはなぜ
6.7 黒人英語はどこから来た
<英文法こぼれ話>もうひとつの「風と共に去りぬ」
7 疑問文・否定文の謎:助動詞doを使わないのはなぜ
7.1 What you doing?と言うのはなぜ
7.2 What you did?と言うのはなぜ
7.3 If I mistake notと言うのはなぜ
7.4 How come...?と言うのはなぜ
7.5 Have you...?とDo you have...?どちらを使う
<英文法こぼれ話>裁判で争われた黒人英語
8 語順の謎:said Poirotのように言うのはなぜ
8.1 「・・・とポアロは言った」をsaid Poirotと言うのはなぜ
8.2 「・・・と私は言った」をsays Iと言うのはなぜ
8.3 So am I.(私もそうだ)と言うのはなぜ
<英文法こぼれ話>翻訳の腕を見分ける法
9 綴り字と発音の文法:究極の言文一致
9.1 辞書にない綴り字が現れるのはなぜ
9.2 doin'にアポストロフィーがあるのはなぜ
9.3 gonna/warm/dunnoと綴るのはなぜ
<英文法こぼれ話>“OK”と“All right”どちらを使う
10 圧力に屈した英文法
10.1 whoとthatどちらを使う
10.2 ain'tが論争になるのはなぜ
10.3 二重否定で否定を表すのはなぜ
10.4 標準英語が二重否定に使わないのはなぜ
<英文法こぼれ話>「正しい」ことば、「誤った」ことば
エピローグ:プア・チュー・カンの英語
あとがき
参考書目
索引