内容
スポーツ界を牽引する著者たちが伝えたい想い
スポーツ界ならば誰もが知る、遠藤利明・馳浩という両議員が私的に立ち上げたスポーツ立国推進塾での講演録をベースに、これからのスポーツ界を担う読者に向けてメッセージをまとめた。各講師のプレゼンテーションの記録を中核に据えつつ、第1期生からの提案・提言も掲載。多彩な著者たちの想いや経験を新時代につなぐスポーツ読み物である。
目次
はじめに
序章 スポーツの今――ポスト二〇二〇への課題と私塾設立の経緯
第2章 オリンピック・パラリンピック大会招致プロセスの検証
――空白期間のグローバル戦略と現地での危機対応
1 第1期 2016年大会招致活動(2006年~2009年)
2 第2期 空白の期間(2009年~2011年)
3 第3期 2020年大会招致活動、ファイナルステージ(2011年~2013年)
4 次の世代につなげたい想い
第3章 Bリーグ創設の舞台裏とスポーツビジネスの拡大・発展に向けて
1 Bリーグの創設
2 日本バスケットボール協会の改革
3 日本版NCAA構想
第4章 スポーツ・インテグリティのこれまでとこれから
――多様な捉え方の先を見つめる
1 スポーツ・インテグリティという用語
2 スポーツ・インテグリティの保護・強化におけるスポーツ組織の取り組み
3 今後のスポーツ・インテグリティの取り組み検討のための提案
4 次の世代につなげたい想い
第5章 スポーツと体育の概念的相違――スポーツと体育は何が違うのか
1 スポーツと体育をめぐる2つの考え方
2 スポーツと体育の混同
3 スポーツの概念を考える
4 体育の概念を考える
5 スポーツと体育の関係論
第6章 スポーツとメディア
1 スポーツとジャーナリズム
2 メディアとつきあう
第7章 スポーツ未来構想――スポーツ立国推進塾第一期生からの提言
1 スポーツ・インテグリティ “TRUE&FUN”で描くスポーツの未来
2 世界で勝つ! スポーツ国際人材 海外を拠点に就労する人材を増やす方策
3 アスリートの能力を体系化し社会に還元する方法と構想
終章 これまでの総括とこれからへの提言――昭和、平成、そして令和へ
1 これまでの振り返り
2 これからへの提言
3 出でよ、スポーツマネジメント人材
編著者紹介