体育科教育2019年6月号

刻々と変化する体育の授業風景

体育科教育2019年6月号
ジャンル 雑誌 > 体育科教育
出版年月日 2019/05/14
判型・ページ数 B5・80ページ
定価 913円(本体830円+税10%)
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内容

新学習指導要領の全面実施を前にして、「主体的・対話的で深い学び」の視点での授業改善はもちろん、「教科横断型」の授業や「プログラミング教育」、「共生の視点」を取り入れた授業、小学校への「体育専科」の導入など、従来とは異なる視点で体育の授業が語られることが増えてきたように思われる。こうした変化の潮流は、多くの学校現場に急激に押し寄せてくることはないかもしれないが、しかし刻々と浸透していくことが予想される。数年後の体育授業は、私たちが今見ているそれとは異なるものになっている可能性もないとは言い切れない。

<目次>
[口絵]優れた体育授業を観る・創る たかが「開脚前転」、されど「開脚前転」(岩田 靖)

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[巻頭エッセイ]今こそ問う、体育は何を学ぶ教科なのか(鈴木 聡)

特集:刻々と変化する体育の授業風景

アクティブラーニングの教育史(小針 誠)
時代の変化に直面する体育教師へのメッセージ(堤 吉郎)
〈教科横断型学習の最前線〉
体育における教科横断型学習のこれまでとこれから(湯口雅史)
双方向の能力が高まる“体育×英語”の授業(岩田昌太郎・赤松一成)
体育と国語の「学習カード」を統一して子どもの発想を広げる(中島寿宏)
〈小学校体育専科の現在〉
なぜいま、体育専科か(日野克博)
小学校に「体育の先生」がやって来た!(照屋謙二)
地域一帯の体育授業の充実に向けた体育専科教員の取り組み(岩﨑 敬)
体育専科教員として小学校全クラスの体育授業を充実させる(濱本圭一)
体育専科教員の悩みや喜び(矢野治郎)
〈エッジな実践〉
6年生と1年生がともに体育を学ぶ!?(濱地 優)
体育で行うプログラミング教育の実際(端山 洋・松尾圭奈恵)

[連載]
●風速計/カナダの中学校の運動部コーチに直撃(谷口輝世子)
●学習内容を明確に意識した体育の授業づくりへの挑戦/「空いた場所をめぐる攻防」(原 和幸)
●真正の共生体育を求めて/中学校体育でのアダプテーションゲーム(村瀬浩二・西脇公孝)
●スポーツの今を知るために/「狡兎死して走狗烹らる」を体現した竹田恆和JOC会長の辞意表明(鈴村裕輔)
●口絵解説/たかが「開脚前転」、されど「開脚前転」(岩田 靖)
●スポーツ記者の目/平成から令和への宿題(中小路徹)
●あの人とスポーツ/伊藤正徳(西村博文)
●体育・スポーツ・フィールド インタビュー/eスポーツのこれまでとこれから〈平方 彰〉(友添秀則)
●スポーツ「新・職人」賛歌/女子自転車競技界のパイオニアが「股ズレ」の実態解明に挑む〈沖 美穂〉(岡 邦行)
●エッセイ/真の友情五輪開催を夢見て(伊藤龍治)

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