体育科教育2018年12月号

若手研究者が描く体育科教育の未来図

体育科教育2018年12月号
ジャンル 雑誌 > 体育科教育
出版年月日 2018/11/14
ISBN 4910059031282
判型・ページ数 B5・80ページ
定価 913円(本体830円+税10%)
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内容

若手研究者の育成は、今やどの研究領域・分野においても喫緊の課題として認識されている。若い世代の研究離れが進めば、この先の学問の発展は極めて難しくなるといっても過言ではない。このような現状を受けて、若手研究者を取り巻く環境の改善を目指した取り組みが広がってきているようである。こうした潮流を見極めつつ、本号では、学校体育に関わる諸学問を研究する若手研究者がこれまでの自身の研究成果やこれからの展望、あるいは若手ならではの悩みなどを自由に語り合えるような場をつくってみたいと考えた。

<目次>
[口絵]優れた体育授業を観る・創る 
 健康に過ごすための「1日の生活の仕方」を考える保健の授業(近藤智靖)

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[巻頭エッセイ]授業研究の成果からみた若手研究者への期待(岡出美則)

特集 若手研究者が描く体育科教育の未来図

私たちベテラン研究者は若手研究者のために何をすべきか(荒井弘和)
インタビュー 若手研究者は日々何に悩み、努力し、喜ぶべきか(鎌田真光)
座談会 若手研究者が描く体育科教育のこれから(松本大輔・加登本仁・岡田雄樹・久保賢太郎)
教員養成を軸に若手研究者コミュニティを創る(渡辺輝也)
女性障がい者スポーツ研究者のキャリア・パス(中道莉央)
〈若手ダンス教育研究者の問題提起〉
「なりきる子ども」の姿を目指す表現系ダンスの授業(山崎朱音)
見過ごされてきた「素材研究」の重要性(高田康史)
体育科教育学の視座から「ダンス教育」の問題を考える(大西祐司)
〈情報提供〉
日本体育学会「若手の会」設立の経緯とこれからの展望(鈴木宏哉)

[新連載]
●リコーブラックラムズが行うラグビーの普及活動─2019W杯を前に/
 リコーブラックラムズのチーム紹介とラグビーの普及活動(間瀬一樹)
[連載]
●あの人とスポーツ/渡邉弘幸(西村博文)
●風速計/アスリートのナショナル・アイデンティティ(谷口輝世子)
●スポーツの授業を創ろう/スポーツの『競争性/協同性』を考えるフットボールの授業(後編)(大貫耕一)
●スポーツと君たち/スポーツボランティアと私(浦久保和哉)
●体育・スポーツ・フィールド インタビュー/JOCの役割と2020東京オリンピックに向けて〈竹田恆和〉(友添秀則)
●真正の共生体育を求めて/中学校における共生ダンス(藤本照美・梅澤秋久)
●スポーツの今を知るために/「党派を超えた政治家」ジョン・マケイン氏の死去にふさわしい米国スポーツ界の反応(鈴村裕輔)
●口絵解説/健康に過ごすための「1日の生活の仕方」を考える保健の授業(近藤智靖)
●スポーツ「新・職人」賛歌/大島鎌吉の地元・金沢からその偉業を発信する〈竹井早葉子〉(岡 邦行)
●エッセイ/雪国文化を創った偉人(伊藤龍治)

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