内容
あなたは1日に何時間座っていますか?
デスクワーク、TV、PC、スマホ、運転……日本人は座りすぎている! なぜ良くない? どうすれば防げる? 本書を読めば、職場、自宅、移動中(電車、クルマ)で座り続けることが“いかに健康リスクを高めるか”がわかります。世界各国の最新研究データから「座りすぎ」の怖さを詳しく、わかりやすく解説。
目次
はじめに
第1章 座りすぎている現代人
1 便利な時代の大きな落とし穴
1日に何時間くらい座っていますか?
1日の半分以上の時間座っている
仕事中に座りすぎている
2 テレビの視聴と座りすぎの関係
家の中でも座りっぱなし
テレビの見すぎが肥満を招く
座る時間がどんどん増えている
3 なぜ座りすぎがいけないのか
運転手よりも車掌が健康な理由
座りすぎが健康リスクを高めていた
テレビの見すぎは糖尿病とも関連している
長時間座りすぎていることがいけない
4 座りすぎが仕事のやる気を奪っている
座りすぎは働く意欲を低下させる
運動不足と座りすぎは別
第2章 座りすぎが病気のもとになっている
1 運動をしても座りすぎは解消できない
運動時間以外に座りすぎてはいけない
「座りすぎないこと」の健康への効果
2 座りすぎが健康リスクを高める理由
事務系の女性は注意が必要
座りすぎが健康リスクを高めるしくみ
同じ姿勢を続けないようにする
3 病気の原因はライフスタイルにある
座りすぎの三つの環境
仕事中の「座り疲れ」に注意
イスに座りっぱなしがいけない
短い距離はクルマに乗らずに歩く
4 テレビと病気の深い関係
1時間で1日22分ずつ余命が短くなる
座りすぎは要介護リスクを高める
テレビの見すぎでウエストが太くなる
5 座りすぎとがんの深い関係
がんのリスクが1.2倍に
座りすぎの人は死亡リスクが高い
「座りすぎ自体」が健康リスクを高める
第3章 仕事中に座りすぎない環境をつくる
1 仕事中に座りすぎないようにするには
スタンディングデスクの導入
座ったまま「座りすぎ」を解消する方法
ツールを使って動く習慣をつける
2 社員の座りすぎを解消する企業の取組み
会社が「立って働くこと」を推奨する
スタンディングデスクを使った社員の感想
仕事中に立って体を動かすメリット
3 座りすぎが仕事の生産性を下げている
床に立ち心地のいいマットを敷く
上司や幹部が率先して立って働く
働けば働くほど健康になるオフィス環境
座りすぎない社内ルールをつくる
第4章 座りすぎない生活習慣をつくる
1 家庭生活で座りすぎないために
「あさイチ」に出演してわかったこと
一つ意識すれば連鎖していく
「運動」より「座りすぎない」を心がける
国を挙げて座りすぎ解消に取り組む
2 子どもの座りすぎはこわい
体力が低下すれば学力も低下する
座りすぎの子どもは大人になっても座りすぎる
授業中の座りすぎをなくす
ポケモンGOのメリット
3 高齢者の座りすぎを解消する
座りすぎに気づいてもらう
座りすぎは老化を速める
足腰が丈夫な高齢者は元気で長生き
4 座りすぎの人を減らすために
町ぐるみの「座りすぎ解消計画」
自然に体を動かせる環境をつくる
「立って動く習慣」を身につける
おわりに
文献リスト