「座りすぎ」が寿命を縮める

「座りすぎ」が寿命を縮める
著者 岡浩一朗
ジャンル 書籍 > 保健・健康 > 健康一般・健康科学・健康文化
出版年月日 2017/11/10
ISBN 9784469268331
判型・ページ数 四六・168ページ
定価 1,540円(本体1,400円+税10%)

内容

あなたは1日に何時間座っていますか?

デスクワーク、TV、PC、スマホ、運転……日本人は座りすぎている! なぜ良くない? どうすれば防げる? 本書を読めば、職場、自宅、移動中(電車、クルマ)で座り続けることが“いかに健康リスクを高めるか”がわかります。世界各国の最新研究データから「座りすぎ」の怖さを詳しく、わかりやすく解説。

目次

はじめに

第1章 座りすぎている現代人

1 便利な時代の大きな落とし穴
 1日に何時間くらい座っていますか?
 1日の半分以上の時間座っている
 仕事中に座りすぎている
2 テレビの視聴と座りすぎの関係
 家の中でも座りっぱなし
 テレビの見すぎが肥満を招く
 座る時間がどんどん増えている
3 なぜ座りすぎがいけないのか
 運転手よりも車掌が健康な理由
 座りすぎが健康リスクを高めていた
 テレビの見すぎは糖尿病とも関連している
 長時間座りすぎていることがいけない
4 座りすぎが仕事のやる気を奪っている
 座りすぎは働く意欲を低下させる
 運動不足と座りすぎは別

第2章 座りすぎが病気のもとになっている

1 運動をしても座りすぎは解消できない
 運動時間以外に座りすぎてはいけない
「座りすぎないこと」の健康への効果
2 座りすぎが健康リスクを高める理由
 事務系の女性は注意が必要
 座りすぎが健康リスクを高めるしくみ
 同じ姿勢を続けないようにする
3 病気の原因はライフスタイルにある
 座りすぎの三つの環境
 仕事中の「座り疲れ」に注意
 イスに座りっぱなしがいけない
 短い距離はクルマに乗らずに歩く
4 テレビと病気の深い関係
 1時間で1日22分ずつ余命が短くなる
 座りすぎは要介護リスクを高める
 テレビの見すぎでウエストが太くなる
5 座りすぎとがんの深い関係
 がんのリスクが1.2倍に
 座りすぎの人は死亡リスクが高い
 「座りすぎ自体」が健康リスクを高める

第3章 仕事中に座りすぎない環境をつくる

1 仕事中に座りすぎないようにするには
 スタンディングデスクの導入
 座ったまま「座りすぎ」を解消する方法
 ツールを使って動く習慣をつける
2 社員の座りすぎを解消する企業の取組み
 会社が「立って働くこと」を推奨する
 スタンディングデスクを使った社員の感想
 仕事中に立って体を動かすメリット
3 座りすぎが仕事の生産性を下げている
 床に立ち心地のいいマットを敷く
 上司や幹部が率先して立って働く
 働けば働くほど健康になるオフィス環境
 座りすぎない社内ルールをつくる

第4章 座りすぎない生活習慣をつくる

1 家庭生活で座りすぎないために
 「あさイチ」に出演してわかったこと
 一つ意識すれば連鎖していく
 「運動」より「座りすぎない」を心がける
 国を挙げて座りすぎ解消に取り組む
2 子どもの座りすぎはこわい
 体力が低下すれば学力も低下する
 座りすぎの子どもは大人になっても座りすぎる
 授業中の座りすぎをなくす
 ポケモンGOのメリット
3 高齢者の座りすぎを解消する
 座りすぎに気づいてもらう
 座りすぎは老化を速める
 足腰が丈夫な高齢者は元気で長生き
4 座りすぎの人を減らすために
 町ぐるみの「座りすぎ解消計画」
 自然に体を動かせる環境をつくる
 「立って動く習慣」を身につける

おわりに
文献リスト

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