最強をめざすチームビルディング

潜在成長力を引き出すコーチの取り組み

内容

優勝をねらうチームに共通する特徴とは

チームが「共通目標に向かっている」、選手が「コミットしている」など、チャンピオンチームには共通するいくつかの特徴が備わっている。それらをどのように育んでいくのか、コーチの手腕が問われるところである。本書は、スポーツ強豪校のさまざまな取り組みを紹介しながら、チームづくりのあるべき姿を提案する。

目次

◇推薦の言葉
◇はじめに

第1章 チームワークの大切さ――コーチはなぜ“自分のチーム”をつくらなくてはいけないのか

1 チームワークの必要性
チームは才能だけでは勝てない/チームワークなきチームが対立を起こす/勝利=才能+チームワーク/優れたチームワークは育てられ、洗練される
2 チームワークの育成
チームづくりから得られるもの/個人スポーツとチームスポーツでは異なるチームづくり

第2章 チームづくりにはなくてはならないもの――チャンピオンチームに共通する7つの特徴

1 チャンピオンチームに備わる特徴
チャンピオンチームに共通する7C
2 チームの成長ステージの把握
チームの4つの成長ステージ/チームづくりの問題点
3 7Cを用いたチームづくりの手順
チームづくりの4つのステップ
チームアンケート

第3章 チームの共通目標――最終到達点をどのようにチームで共有するか(C1)

1 最終到達目標の意味
長距離カーレース/いつまでも残るレガシー/達成可能な目標
2 挑戦的で現実的な目標のつくり方
チームにおける能力と意欲のバランス
3 目標への道程
目標達成のための5つの方法/全員がひとつになって成果を出す/個人評価とチーム評価のはざま

第4章 コミットメント――選手とカー地が決意を持って取り組むには(C2)

1 選手のコミットメント
コミットメントの鍵
2 コミットメントの変化
コミットメントの段階/選手に期待するコミットメントのレベル/コミットしていない選手への対応/コーチのコミットメント
3 コミットメントと規律
規律の4つのレベル/コミットメントの持続

第5章 共通目標へのコミットメント――チーム全員に共通認識を持たせるには(C1+C2)

1 チームにおける信頼感
チームの信頼感の基礎
2 チームづくりに向けての取り組み
シーズンが始まる前のミーティング/シーズン途中のミーティング/勝利の重みを理解する
3 成功の柱
「成功の柱」の事例/チーム評定からの改善
4 チームコミットメント
チームコミットメントの実行表明/スローガンを使う/絶え間ないコミュニケーションが鍵

第6章 特別な役割――足りないところを互いに補うには(C3)

1 役割の重要性
役割の重要性を理解させる/競技における作戦や戦略上の役割/チームにおける社会的役割
2 役割の受け入れ
選手に役割を受け入れさせる/役割の具体的説明/役割の受け入れへの感謝/受け入れた役割にプライドを持たせる
3 選手に対する賞賛
役割を果たした選手名を示しながら褒める/役割を果たした選手を内外に知らしめる/役割の重要性をチームや関係者で認め合う
4 チームリーダーの育成
チームリーダーの役割/キャプテンの決め方/キャプテンとしっかりとした話し合いの場を持つ

第7章 明瞭なコミュニケーション――チームが心を通わせ前向きになるには(C4)

1 心を開いたコミュニケーション
4種類のコミュニケーション/話しかけるときのヒント/言葉によらないコミュニケーション
2 効果的なフィードバック
相手の心の反応を引き出す配慮/ミスの修正(サンドイッチ法)/三段練習(スタート→ストップ→継続)
3 コミュニケーションスキルとしての傾聴
選手のチームの言葉に耳を傾ける/アクティブリスニング

第8章 前向きな対立――対立をうまくコントロールするには(C5)

1 問題への対処
5つの対処/もっと寛大になることを学ぶ
2 対立を解決するステップ
対立の収束をはかるポイント/聞き上手の選手を起用/チームの対立からプラスを残す心得/対立を解決するステップ

第9章 選手の結束――どのように固いきずなをつくるのか(C6)

1 選手の結束
一心同体のチームにする/選手の結束がもたらすメリット
2 結束のつくり方
より良い選手の結束をもたらす方法
3 結束の高め方
チームの結束を高める7つの方法

第10章 信頼されるコーチング――コーチの信頼感とチームケミストリーをどのように育むか(C7)

1 勝利に向けての環境づくり
チームが置かれている環境を把握する/選手を見守る5つのチーム環境
2 コーチへの信頼
信頼はコーチの生命線/コーチに対する信頼とチームケミストリーをつくる15のヒント

◇訳者あとがき
◇さくいん

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