最新 ソフトバレー・ハンドブック 三訂版

最新 ソフトバレー・ハンドブック 三訂版
著者 日本ソフトバレーボール連盟
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > バレーボール
出版年月日 2017/07/01
ISBN 9784469268232
判型・ページ数 B5変・160ページ
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)

内容

ステップを踏んで練習・指導できるように解説

大きく軟らかいボールを用いて1チーム4名でゲームを行うソフトバレーボール。生涯スポーツとして小学生から高齢者まで幅広く親しまれている。本書では、初歩的な技術とそれらで楽しめるゲームから、戦術を駆使した試合に近いゲームまでの練習方法をたくさんのイラストでわかりやすく示している。

目次

■第1章 ソフトバレーボールの生い立ち・その普及と今後の方向性

[1]国民のスポーツニーズの動向とソフトバレーボール誕生の時代的背景
 (1)生涯スポーツの歩みと国民のスポーツニーズの動向
 (2)ソフトバレーボール誕生の時代的背景
[2]競技規則制定までの経緯
[3]ソフトバレーーボールのねらいと特徴
 (1)ソフトバレーボールのねらい
 (2)ソフトバレーボールの特徴
[4]日本ソフトバレーボール連盟の設立と現状
[5]ソフトバレーボール普及事業の展開と現状
 (1)大会や講習会・研修会の開催
 (2)指導者の養成
[6]総合型地域スポーツクラブと今後のソフトバレーボールの育成
 (1)総合型地域スポーツクラブへの期待
 (2)今後のソフトバレーボールクラブの普及とクラブの育成

■第2章 よりよい指導を目指して

[1]仲間を集めチームを作ろう
 (1)共通の目的や目標を確かめる
 (2)全員が集まれる練習計画を作ろう
 (3)適切な練習場所を見つけよう
 (4)設備や用具を確認し準備しよう
 (5)必要な経費負担の準備をしよう
 (6)チーム内の役割を分担しよう
 (7)楽しいチームにするためのポイント
 (8)定期的に健康診断を受けよう
[2]指導を始める前の準備
 (1)指導の目標と内容を考える
 (2)参加者の数とグルーピング・個々の能力を把握しよう
 (3)用具の確認と安全性のチェック
 (4)付属施設のチェックと盗難防止
[3]指導時のコーチングスキル
 (1)よい指導をするための準備
 (2)練習に入る前の説明のしかた
 (3)練習時の展開過程と留意点
[4]練習時の指導者の心掛け
 (1)ソフトバレーの技術構造について研修を積むこと
 (2)多様な練習法を導入しマンネリ化を防止しよう
 (3)平等の機会を与え存在感を持たせる
 (4)コート空間を有効活用し練習の質と密度を高める
 (5)成功をほめ、失敗に自分で考えさせる努力をしよう
 (6)楽しさを上達の喜びに、さらに勝つ喜びを
 (7)多くの人に感謝する気持ちを忘れない
 (8)指導者自身が教の指導を反省しよう
[5]指導計画の具体例

■第3章 ソフトバレーボールの指導過程と練習法

[1]ソフトバレーボールの指導の進め方
[2]基本技術の練習の進め方
第1段階 ボールアゾ美で準備運動をしよう
 課題1――1人で行うボール遊び
 課題2――2人組でのボール遊び
第2段階 ボールを組み手・片手で自由に打とう
 課題1――組み手、片手でボールを打つ
 課題2――1人での組み手パスの練習
 課題3――構え方と動き方(フットワーク)
 課題4――2人組での組み手パスの練習
第3段階 オーバーハンドパスを練習しよう
 課題1――手の構えとボールへの触れ方
 課題2――オーバーハンドキャッチから1人でのパス
 課題3――2人でのオーバーハンドキャッチからのパス
 課題4――動いてのオーバーハンドパスの練習
 課題5――パスを用いてゲームをしよう
 課題6――アンダーハンドサーブを用いてゲームをしよう
[3]連携した技術の練習の進め方
第4段階 トスを上げてスパイクし、強いサーブを打とう
 課題1――直上トスからネット際でのトス
 課題2――コート後方からのトス(二段トス)
 課題3――スパイクの腕の振り方を覚えよう
 課題4――スパイクの助走と踏み切りを覚えよう
 課題5――ネット越しにスパイクしよう
 課題6――コースを打ち分けよう
 課題7――フェイントを練習しよう
 課題8――高度なサーブを打とう
 課題9――サーブを打ち分けよう
 課題10――スパイクを打ち合ってゲームをしよう
第5段階 相手のスパイクをレシーブ・ブロックで守ろう
 課題1――レシーブの構えと位置のとり方
 課題2――前、左、右に動いてレシーブしよう
 課題3――コースを読んでレシーブしよう
 課題4――サーブのレシーブをしよう
 課題5――ブロッキングを覚えよう
 課題6――移動してブロックしよう
 課題7――2人でブロックしよう
第6段階 複合練習法でもっと上手になろう
 課題1――レシーブからの連続練習
 課題2――レシーブ、トス、スパイクからの連続連数
 課題3――スパイクからの連続練習
 課題4――ブロックからの連続練習
 課題5――サーブレシーブからの連続練習

■第4章 ソフトバレーボールのフォーメーション

[1]攻めのフォーメーション
 (1)ボールに触れる回数による攻撃の種類と方法
 (2)攻めの型による種類と方法
[2]守りのフォーメーション
 (1)サーブレシーブ(レセプション)・フォーメーション
 (2)アタックレシーブ(ディグ)・フォーメーション
 (3)ブロックに対するカバー(ブロックフォロー)・フォーメーション

■第5章 競技会の開き方と運営法

[1]競技会のコンセプト
 (1)競技会のねらい
 (2)競技会の規模
[2]競技会の企画に関する検討ポイント
 (1)5W 2H
 (2)PDCAサイクル
[3]競技会の開催
 (1)開催の準備
 (2)競技の形式
 (3)大会プログラム、書類・用具等の準備
[4]競技会の運営
 (1)競技会当日の運営
 (2)競技会終了後の作業

■第6章 ソフトバレーボールの競技規則と審判法

[1]施設と用具
 (1)コート
 (2)ネット・支柱・アンテナ
 (3)ボール
[2]チームと選手
 (1)チームの構成
 (2)選手の資格
 (3)ユニフォーム・服装
 (4)監督とキャプテンの役割
[3]試合の準備と進め方
 (1)試合開始前
 (2)得点と勝敗の決め方・コートチェンジ
 (3)選手のローテーション
 (4)選手の交代とタイムアウトの要求
 (5)特殊な事情による競技の中断
[4]プレー上の反則
 (1)プレーの回数
 (2)パスなどで生じる反則
 (3)ネット付近での反則
 (4)不法な行為に対する罰則
[5]プレー上の動作とその動作中によく起こる反則
 (1)サービス
 (2)アタックヒート
 (3)ブロック
[6]小学生のソフトバレーボールのルール
 (1)ボールのサイズ選択
 (2)フリーポジションやローテーションの廃止
 (3)ラインアップシートとサービス順
 (4)サーブ位置の工夫
[7]ソフトバレーボールの審判法
 (1)審判団の構成
 (2)審判員の任務
 (3)審判員の配置
 (4)試合の進め方
 (5)審判員の公式ハンドシグナル
 (6)審判員の服装と用具
 (7)公式記録記入法

[8]審判員の心得 
 (1)正しいルールをマスターすること
 (2)疑わしきは罰しないこと
 (3)吹笛とハンドシグナルを明確にすること
 (4)不法な行為や不当な要求に対して自信を持って対応すること

付録 競技規則のQ&A
 ①施設と用具に関して
 ②チームに関して
 ③試合の準備と進行に関して
 ④得点、セットおよび試合の勝者に関して
 ⑤プレー上の動作と反則に関して
 ⑥不法な行為とその罰則に関して
 ⑦その他

ジャンル