バランシン・テクニック

原題:SUKI SCHORER ON BALANCHINE TECHNIQUE

バランシン・テクニック
著者 スキ・ショーラー
上野房子
里見悦郎
ジャンル 書籍 > ダンス
大学テキスト > 体育・スポーツ > ダンス
出版年月日 2013/10/10
ISBN 9784469267501
判型・ページ数 B5・482ページ
定価 8,580円(本体7,800円+税10%)

内容

最も信頼された著者が明かす技法と教授法

ニューヨーク・シティ・バレエを創立し、優れたバレエ作品を数多く創出した20世紀最大の振付家ジョージ・バランシン。彼の振付を最も正確に踊れるバレリーナとして高い評価を得、退団後もスクール・オブ・アメリカン・バレエの専任教師を務める著者が、これまで語られることのなかった独自の技法・教授法をあますところなく解説。

目次

謝辞
モデル紹介
まえがき

序 章
バランシンの世界を支えた人々
よき模範に従う
振付家という天職、劇場という神聖な場
じっくりとダンサーを育てる
バランシンの合理性
博学で気さく、寛容な指導者
本書の趣旨とカリキュラムへの提言

第1章 バランシン・テクニックを学ぶ心構え
明瞭に踊るための心がけ
レッスンでのバランシンの態度
思考力の大切さ
自分の可能性を広げるために
レッスンウエアについて
レッスンと音楽
フレージング
体の縦方向の区分とプレースメント
足の基本ポジション
つま先の伸ばし方
ルルベ
レッスン時間とスペースの配分
まとめ

第2章 バーレッスン
プレースメントとバーとの関係
足指のつけ根に体重をかけて立つ
上半身、腕、手
バランシンのバーレッスン
バーレッスン
  プリエ
  バットマン・タンデュ
  バットマン・タンデュ・プリエ
  ジュテ・バットマン
  バットマン・タンデュ・ピケ
  グラン・バットマン
  グラン・バットマンの応用
  バットマン・デガジェ
  スル・ル・ク・ド・ピエ
  スル・ル・ク・ド・ピエ(ルルベ)
  クペ
  パッセ
  パ・ド・シュバル
  プリエに下りるパ・ド・シュバル
  ルルベ・パ・ド・シュバル
  デブロッペ
  アンブロッペ
  グラン・バットマン・アンブロッペ
  フォンデュ
  バットマン・フラッペ
  バットマン・フラッペ・ピケ
  バロネ・バッチュ
  プティ・バットマン
  バットマン・セレ(バッチュ)
  ロン・ド・ジャンブ・パール・テール
  ロン・ド・ジャンブ・パール・テール・プリエ
  グラン・ロン・ド・ジャンブ・ジュテ
  バットマン・デガジェ、パッセ、デブロッペ
  ロン・ド・ジャンブ・アン・レール
  アダージオの一般的な注意事項
  アダージオ:アラベスク
  アダージオ:アラベスク・パンシェ
  アダージオ:アチチュード
  デブロッペ・エカルテ
  アダージオ:グラン・ロン・ド・ジャンブ・アン・レール
  アダージオのエクササイズ
  腕を前後に動かすポール・ド・ブラ
  レッスンに臨む心構え

第3章 上半身
頭と首:髪、目、顔、表情

腕の基本ポジション
さまざまな腕の動き
低い第5ポジション(別名アーム・ダウン)から第1ポジションへ
第1ポジションから第2ポジションへ
第2ポジションから低い第5ポジションへ
第2ポジションから第1ポジションへ
第1ポジションから高い第5ポジションへ
低い第5ポジションから、交差した第1ポジション経由で高い第5ポジションへ
高い第5ポジションから第1ポジションへ
第1ポジションから低い第5ポジションへ
高い第5ポジションから、腕を交差させて低い第5ポジションへ
低い第5ポジションから、第2ポジション経由で高い第5ポジションへ
高い第5ポジションから第2ポジションへ
ポール・ド・ブラのエクササイズ
バランシン流ポール・ド・ブラの特徴
スモール・アーム
プッシュ
体の方向と空間の関係
アン・ファス
クワロゼ
エファセ
エカルテ
オーソドックスなポーズ:アラベスクとアチチュード
アラベスク
第1アラベスク
第2アラベスク
第3アラベスク
第4アラベスク
バランシン流アラベスク
アラベスク・パンシェ
アラベスク・プリエ
アチチュード
ポール・ド・ブラ、エポールマン、方向、アラベスク、アチチュードを練習する心構え
バットマン・タンデュ(頭と手のポジション、体の向きを変化させる4種類のエクササイズ)
  バットマン・タンデュ:エクササイズ1
  バットマン・タンデュ:エクササイズ2
  バットマン・タンデュ:エクササイズ3
  バットマン・タンデュ:エクササイズ4
スモール・アームを伴うバットマン・タンデュ
グラン・バットマン(手首を体の前で交差させる)
プリエで終わるグラン・バットマン
グラン・ポール・ド・ブラ
タン・リエ
プロムナード
アダージオのエクササイズ
デブロッペ
  デブロッペ:エクササイズ1
  デブロッペ:エクササイズ2
デブロッペ、ドゥミ・ロン・ド・ジャンブ・アン・レール
アラベスク・パンシェ
グラン・ロン・ド・ジャンブ・アン・レール
デブロッペ・ア・ラ・スゴンドからの回転とアラベスク
ワルツ・レント
アチチュードとエポールマン
アメリカンスタイルのポール・ド・ブラ
バランシン・ダンサーとして踊る喜び

第4章 ポアントワークとルルベ
トゥシューズを履きこなすために
トゥシューズの内側でつま先を伸ばす
自分の立ち方を見つける
ポアント(およびドゥミ・ポアント)の足の基本ポジション
ルルベ:ポアントまたはドゥミ・ポアントになるテクニック
オフポアントになるテクニック
ルルベ・パッセ
さまざまなロールアップ・ルルベ
デブロッペを伴うフォンデュ・ルルベ
ポアントに跳び上がるステップ(膝を曲げずに着地する)
エシャペ
ポアントのアッサンブレ
シソンヌ
バロネ・ルルベ
その他のはね上がるステップ
ピケ:片足でポアントになる
デガジェを伴うピケ(ピケ・バロネ)
ポアントのピルエットとさまざまな回転
回転中の動作足のポジション
回転中のポール・ド・ブラ
視線の定め方
第5ポジションからのピルエット・アン・ドゥオール
第5ポジションからのピルエット・アン・ドゥダン
第4ポジションからのピルエット・アン・ドゥオール
第4ポジションからのピルエット・アン・ドゥダン
ピケ・ターン
シェネ・ターン
パ・ド・ブーレ・アン・トゥールナン
スートゥニュ・ターン
ポアントのアッサンブレ・アン・トゥールナン
フェッテ・ターン
アンボアテ・ターン
ポアントのウォーキング
ポアントで移動するステップ
  パ・クーリュ
  ブーレ・スイビ(足を入れ替えないパ・ド・ブーレ)
  パ・ド・ブーレ・ドゥシューとパ・ド・ブーレ・ドゥスー(足を入れ替えるパ・ド・ブーレ)
ポアントではねる、ポアントに跳び上がる(膝を曲げて着地する)
最高のクオリティを求めて

第5章 ジャンプ
カテゴリー1:両足で跳び上がり、両足で着地するジャンプ
  シャンジュマン・ド・ピエ
  チェケッティ・シャンジュマン
  スーブルソー
  チェケッティ・スーブルソー
  エシャペ・ソテ
  バットゥリーを伴うジャンプ
  脚を1回打つエシャペ・ソテ
  第2ポジションから跳び上がり、2回以上、脚を打ち、第2ポジションに着地するジャンプ
  脚を2回打つエシャペ・ソテ
  ロワイヤル
  アントルシャ・カトル
  グラン・ロワイヤル
  アントルシャ・シス
  トゥール・アン・レール
カテゴリー2:両足で跳び上がり、片足で着地するジャンプ
  シソンヌ
  シソンヌ・フェルメ
  脚を入れ替えるシソンヌ・フェルメ
  シソンヌ・ウーベルト
  脚を入れ替えるシソンヌ・ウーベルト
  デブロッペ・ア・ラ・スゴンドになるシソンヌ
  バッチュを伴うアラベスクのシソンヌ・フェルメ
  シソンヌ・ファイイ
  ロン・ド・ジャンブ・ソテ
カテゴリー3:片足で跳び上がり、両足で着地するジャンプ
  アッサンブレ
  シンプル・アッサンブレ
  移動するアッサンブレ
  チェケッティ・アッサンブレ
  アッサンブレ・バッチュ
  アントルシャ・サンク(アントルシャ・シス・ド・ボレ)
  ブリゼ
カテゴリー4:片足で跳び上がり、反対側の足で着地するジャンプ
  グリッサード
  第5ポジションに閉じるシンプル・グリッサード
  グリッサード・ファイイ
  第4ポジション経由で斜め前に移動する、2種類のグリッサード・ファイイ
  第2ポジション経由で横に移動するグリッサード・ファイイ
  グリッサード・ファイイと後続のジャンプでのポール・ド・ブラ
  グリッサード・レント
  アンボアテ
  移動しないアンボアテ
  移動するアンボアテ
  アンボアテ・ターン
  パ・ド・シャとガルグイヤード
  ジュテ
  シンプル・ジュテとジュテ・バッチュ
  ジュテ・カンブレとジュテ・カンブレ・バッチュ
  グラン・ジュテ
  シャッセ
  グラン・ジュテ・アン・トゥールナン(アントルラセ)
  ソ・ド・バスク
  ブリゼ・ボレ
カテゴリー5:片足で跳び上がり、同じ足で着地するジャンプ
  片足で跳ぶタン・ルベ
  ソテ・アラベスク
  バロネ
  カブリオール
つま先の使い方
  踵の使い方

第6章 パートナリング
手を差し出す、手を取る
女性をリードする
間隔の空け方
指先で支えるパートナリング
さまざまな場所をサポートする:手首、前腕、脇の下
男性パートナーの心得:威厳のある姿と適切なパートナリング
パートナーに体重を預けるオフバランスのサポート
回転
リフト
フィッシュ・ダイブ
バランシン振付《チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ》詳説

さくいん
あとがき
訳者あとがき
バランシン関連主要映像

ジャンル