新版ソフトテニス指導教本

内容

最新国際ルールに完全対応!指導者必携

2004年4月のルール改訂に基づいた、ソフトテニス指導テキストの最新版。ソフトテニスの基本的な動きを、ひとつひとつ鮮明な写真を用いてわかりやすく解説。日本ソフトテニス界第一線で活躍する執筆陣が、指導者の立場になって必要項目を編集。すべてのソフトテニス指導者必携の書。

目次

第1章 ソフトテニスの歴史と現状

1.ソフトテニスの歴史
 (1)前史時代
 (2)ソフトテニスの発生
 (3)日本語の最初のテニスルール『戸外遊戯法』
 (4)普及と発展
 (5)「テニス」と「庭球」
 (6)東京高等師範と東京高等商業の日本最初のテニス対抗試合
 (7)連合テニス大会
 (8)4校対立の中で生まれた最初のルール
 (9)陣型の変化
 (10)ルールの変遷
 (11)慶応大学硬式テニス転向への波紋
 (12)ソフトテニスの衰退
 (13)準硬球の誕生
 (14)明治神宮ルールと2協会の対立
 (15)戦争で衰退
 (16)復興と隆盛
2.ソフトテニスとはどんなスポーツか
 (1)ソフトテニスとは
 (2)ソフトテニスの特性
3.ソフトテニス界の現状
 (1)競技スポーツとしての現状
 (2)学校スポーツとしての現状
 (3)ジュニアスポーツとしての現状
 (4)生涯スポーツとしての現状

第2章 ソフトテニスと指導者

1.指導者の現状と課題
 (1)ソフトテニス指導者の現状
 (2)ソフトテニス指導者の課題
2.指導者に必要な心得
 (1)ソフトテニス指導者の役割と任務
 (2)ソフトテニス指導者に必要な知識
 (3)ソフトテニス指導者に求められる能力

第3章 ソフトテニスの技術

1.技術体系とそのしくみ
2.現行国際ルールの特徴
3.ラケットの握り方
4.グラウンドストローク
 (1)グラウンドストロークの種類
 (2)グラウンドストロークの要素
  <写真資料>
フォアハンドのアンダーストローク/フォアハンドのストレートロブ/バックハンドのアンダーストローク/フォアハンドのサイドストローク/バックハンドのサイドストローク/フォアハンドのトップストローク/バックハンドのトップストローク/*グラウンドストロークの技術ポイント
5.レシーブ
 (1)右サイドのレシーブ
 (2)左サイドのレシーブ
  <写真資料>
ファーストサービスに対するバックハンドレシーブ
6.現行国際ルールでの戦術
 (1)ソフトテニスの陣型
 (2)陣型の組み合わせ
 (3)雁行陣型をとる方法
7.サービス
 (1)サービスの条件
 (2)サービスの種類
 (3)サービスの技術的要素
 (4)サービスの要領と特徴
  <写真資料>
フラットサービス/トップスライスサービス/リバースサービス/ショルダーカットサービス/アンダーカットサービス/*サービスの技術ポイント
8.ボレー
 (1)ボレーの種類
 (2)ボレーの要素
 (3)ボレーの要領
  <写真資料>
フォアハンドのクロスボレー/フォアハンドのストレートボレー/バックハンドのクロスボレー/バックハンドのストレートボレー/フォアハンドのハイボレー/バックハンドのハイボレー/フォアハンドのローボレー/*ボレーの技術ポイント
9.スマッシュ
 (1)スマッシュの要素
 (2)バックハンドスマッシュ
  <写真資料>
スマッシュ/ジャンプスマッシュ
10.段階的技術向上の実際と指導について
 (1)初心者
 (2)初級者

第4章 ソフトテニス指導に必要な実践技術

1.年齢・性を考慮した指導法
 (1)一般的な指導方法
 (2)年齢による指導の留意点
 (3)性差による指導の留意点
2.体育の授業における指導法
3.課外活動における指導法
4.初心者の指導法
5.ジュニアを対象とした指導法
6.レディースを対象とした指導法
7.シニアを対象とした指導法
8.実践技術のテクニック

第5章 ソフトテニスの科学

1.ソフトテニスの力学
 (1)スイング動作の力学
 (2)ボールインパクトの力学
 (3)用具と力学
2.ソフトテニスの生理学
 (1)ソフトテニスにおける姿勢
 (2)ソフトテニスにおける呼吸調整
 (3)ソフトテニスにおける運動制御と習熟過程
 (4)ソフトテニスにおけるエネルギー供給機構
 (5)ソフトテニスにおける心拍反応
3.ソフトテニスの栄養学
 (1)ソフトテニスに適合した体づくり
 (2)ソフトテニスプレーヤーの栄養補給

第6章 ソフトテニスのトレーニング

1.体力トレーニング
 (1)ソフトテニスに必要な体力
 (2)具体的なトレーニング法
 (3)発育・発達を考えたトレーニング計画
 (4)トレーニングの原則
 (5)楽しいトレーニング計画
2.メンタルトレーニング
 (1)ソフトテニスに必要な心理的適性
 (2)ダブルスの心理
 (3)ゲームの心理
 (4)セルフコントロールの養成
3.イメージトレーニング法
 ◆イメージトレーニングの導入

第7章 ソフトテニス指導における健康管理と安全対策

1.スポーツ障害と安全対策
 (1)疲労と環境
 (2)メディカルチェック
2.スポーツ障害とその予防
 (1)スポーツ障害
 (2)外傷
 (3)熱中症
3.コートでの救急処置
 (1)RICE(S)療法
 (2)出血性の外傷
 (3)蘇生法
 (4)救急箱
4.コンディショニング
 (1)リハビリテーション
 (2)コンディショニング
 (3)温冷交代療法
 (4)スポーツマッサージ
 (5)テーピング
 (6)その他の装具
5.ドーピング・コントロール
 (1)ドーピングとは
 (2)なぜ国体でドーピング検査か
 (3)ドーピングに関する薬の知識

第8章 ソフトテニスのルールと審判法

1.ルールの本質
 (1)ルールとは
 (2)スポーツ・ルールのもつ役割
2.競技規則
3.審判規則
4.用語の意義
5.判定及びカウントのコール
6.公認審判員規程
7.公認審判員規程施行細則

ジャンル