潜水の世界

人はどこまで潜れるか

潜水の世界
著者 池田知純
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > 潜水・ダイビング
出版年月日 2002/10/20
ISBN 9784469265057
判型・ページ数 A5・260ページ
定価 2,530円(本体2,300円+税10%)

内容

海を愛するダイバーの知的教養書

我々を魅了する深海の世界。人々はどうやって、その世界へと踏み込んでいったのだろうか。素潜りから潜水艦脱出まで、人類が海に潜るために様々に工夫・開発してきたあらゆる潜水法を網羅して紹介。その発展史とともに、そのリスクと課題、深度への可能性と限界など、潜水博士が最新データで紹介しつつ今後の潜水を考える。

目次

第1章 潜水学、事始め

第1章 素潜り
 素潜りの歴史
 素潜りに用いる装具
 素潜りの生理
 記録を目的とした素潜り
 素潜り競技で発生し得る身体障害

第2章
 ベル潜水の歴史
 現在のレベル
 減圧症の認識

第3章 送気式潜水
 用語
 ヘルメット潜水
 軽便フリーフロー型送気式潜水
 新しい送気式潜水
 減圧表の制定
 減圧症の治療
 ヘリウムの使用
 記憶すべきヘルメット潜水

第4章 スクーバ潜水
 クストーに至るまで
 スクーバの構造
 クストー以後
 スクーバ潜水のあり方
 深さへの挑戦
 スクーバによる深い実用潜水

第5章 飽和潜水
 飽和潜水の概念
 飽和潜水の実際
 なぜ飽和潜水を用いるのか
 飽和潜水で克服していった課題
 緊急時の対応
 飽和潜水の発展
 窒息酸素ないし空気飽和潜水
 飽和潜水の今後

第6章 バウンス潜水
 バウンス潜水の出現
 バウンス潜水の実際
 呼吸ガス

第7章 大気圧潜水
 用語
 大気圧潜水の歴史
 大気圧潜水器の用い方

第8章 潜水艦脱出および救難
 なぜ潜水艦救難か
 救難方法

終章 明日の潜水のために
 潜水活動の種類
 今後の潜水

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