テニスのメンタルトレーニング

原題:The mental advantage

テニスのメンタルトレーニング
著者 R・ワインバーグ
海野孝
山田幸雄
植田実
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > テニス
出版年月日 1992/12/10
ISBN 9784469262445
判型・ページ数 四六・298ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税10%)

内容

テニスの心理面強化のためのプログラム

テニスの試合には、ストロークやフットワークといった技術的な闘いと、集中力や自信、やる気、あがりや不安対策など、心理的な闘いがある。いつでも、どこでも実力を発揮するには心理面の対策が不可欠。試合では勝敗を決める鍵になる。本書はトップからビギナーまでが活用できる心理面強化の対策や方法を具体的に紹介。

目次

第1章 テニスの心理面の重要性
 1 心理的な面から見たテニスの難しさ
 2 心と身体の関係
 3 テニスの心理的側面
 4 心理面の練習の少なさ
 5 心理面が練習されない理由
 6 正しく練習すれば心理的スキルは学習できる

第2章 最高のプレーのときの心理状況
 1 プレーを安定させるには
 2 独特な心理状態
 3 理想的な心理状態
 4 メンタルトレーニングの取り組み

第3章 不安がプレーに及ぼす影響
 1 不安の源
 2 過度な不安による身体的問題
 3 過度な不安による心理的問題
 4 覚醒水準とプレー遂行水準との関係

第4章 覚醒水準の調節と不安の克服―心理的スキル1―
 1 覚醒水準や不安状態に気づくこと
 2 不安低減(リラクセーション)の技法
 3 活性化トレーニング

第5章 集中力の理解
 1 集中力の定義
 2 集中力の持続を困難にする要因
 3 注意集中のタイプの切り換え
 4 集中力にかかわる問題(不適切な注意集中)

第6章 集中力の向上―心理的スキル2―
 1 集中力向上のためのコート上の方策
 2 サーブおよびサーブリターンのルーチン
 3 コート上での集中力の練習
 4 コート外での集中力の練習

第7章 独り言の改善―心理的スキル3―
 1 独り言のタイプ
 2 独り言の影響
 3 独り言の利用
 4 独り言の改善(思考転換の技法)

第8章 イメージ想起―心理的スキル4―
 1 イメージ想起の意味
 2 イメージ想起の効果の根拠
 3 イメージ想起の効用
 4 イメージのタイプ
 5 イメージスキルの評価
 6 イメージスキル向上のための基礎練習

第9章 イメージトレーニング
 1 イメージトレーニングの計画
 2 イメージ想起の実施時期
 3 イメージ想起日誌の活用

第10章 自信をつける―心理的スキル5―
 1 自信の意味
 2 自己の遂行能力に関する心理的限界
 3 自信の効果
 4 自信の程度とプレー遂行水準との関係
 5 自信をつける方策

第11章 目標設定による動機づけ―心理的スキル6―
 1 目標の定義と目標のタイプ
 2 目標の効果
 3 目標設定の手引き
 4 コーチのための目標設定システム
 5 留意すべき問題

第12章 試合前の心理的準備
 1 試合前の準備の重要性
 2 準備ルーチンの確立

第13章 試合の駆引きと心理的作戦
 1 試合の駆け引きや心理的作戦の内容
 2 試合の駆け引きや心理的作戦に対する方策

第14章 ダブルスのコミュニケーション
 1 パートナーとのコミュニケーション
 2 ミックスダブルスでの独特な問題

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