詳説弓道

詳説弓道
著者 小笠原清信
白石暁
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > 武道
出版年月日 1974/02/20
ISBN 9784469260236
判型・ページ数 A5・228ページ
定価 2,530円(本体2,300円+税10%)

内容

弓道の射法に中心をおき、その技術を図と写真を用いて詳説した。弓道をより深めようとする愛好者・選手・指導者のための必携の書。

目次

第1章 射技詳説
 1 執弓の姿勢
 2 揖の意味
 3 目付け
 4 射位での方向転換
 5 矢番い
 6 弓と矢の十文字
 7 乙矢の持ち方
 8 乙矢打ち込み後の構え
 9 立ちあがり方
 10 射の内容の考え方
 11 足の踏み開き方
 12 両足の状態
踏み幅/両足の角度/重心位置の前後/重心位置の左右/的との関係
 13 取懸けまでの動作
弓の保持/乙矢の取り方/弦調・箆調
 14 筋肉の準備
下肢筋/体幹筋
 15 取懸け
取懸けの方法/懸の大指と弦の十文字
 16 左手の内
 17 両上肢の構えと弓の位置
 18 物見
 19 準備の完成
三重の十文字/胸の中筋と両肩を結ぶ線の十文字
 20 打起し
打起しの動作/打起しの速度/両上肢の状態/両拳の高さ/両拳の状態
 21 受渡し
受渡しの特徴/受渡しの方法/体幹への影響
 22 大三
大三の意味/大三の位置/大三における骨格および筋肉の状態/大三における手の内/大三における懸口/所要時間
 23 引分け
引分けの内容/左右上肢の関係/右上肢の崩れ/左上肢の状態/左右拳の移行/引分け時間
 24 会
「詰合い」と「伸合い」/力と仕事/左上肢について/右上肢について/会の長さ/首すじと矢の十文字/胸弦と頬付け/矢束(矢尺)の決定/「的付け」と「ねらい」
 25 離れ
離れの内容/人間の運動/離れの生理学/離れにおける癖/弦が矢筈を押す間の運動/弦が矢筈を押している間の左上肢の状態/「弓返り」と「打切り」/離れにおける右上肢/弦から離れてからの矢の飛び方/的中について/伝書に示された「離れ」について
 26 残身
 27 弓倒し(射倒し)
 28 物見を返し、足を閉じる
第2章 弓道の科学
 1 使用弓の強さ
適当な弓の強さ/筋力の発生/最大筋力と使用弓力の実態調査
 2 射技中の呼吸
 3 弓道と心理
 4 弓道とキネシオロジー
キネシオロジーとは/弓道とキネシオロジー
第3章 基本
 1 基本体と基本動作
基本の必要/弓と基本/道の美/弓と姿勢/換骨法の十訓/姿勢/動きの姿勢
 2 武道礼法
武道と礼法/日常の中での稽古/左進右退について
 3 解剖・生理学用語
身体の方向/人体各部の名称/関節について/筋肉について
参考文献

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