エイズって痛いの? 子どもと話そうエイズのこと

原題:Does AIDS hurt?

エイズって痛いの? 子どもと話そうエイズのこと
著者 M.クワッケンブッシュ
S.ヴィラリアル
OYKOTネットワーク
ジャンル 書籍 > 保健・健康 > 性・エイズ
出版年月日 1998/04/10
ISBN 9784469263879
判型・ページ数 B5・168ページ
定価 1,870円(本体1,700円+税10%)

内容

子どもがエイズを話題にしたら、どうしますか?

子どもはエイズを知っています。しかし、正しく理解しているわけではありません。それゆえ、エイズになることを心配する子もいれば、いじめの言葉として口にする子もいます。本書は、子どもがエイズを話題にしたり、質問してきたりしたときに、家庭や学校でどう対応すればよいのかを、具体的にわかりやすく説明しています。

目次

・はじめに
・謝辞
・本書を読む前に


第1部 HIVと子どもたち


第1章 なぜ子どもとエイズの話をするのか?

なぜ子どもがエイズのことを知る必要があるのでしょう?
幼児期からの健康教育の必要性と親の役割
子どもの性的虐待・薬物乱用とHIV予防
セクシュアリティについて子どもに教える
HIVの話をするときの基本姿勢:4つのポイント


第2章 子どもと話をする前に心に留めておくこと

質問の裏の意味を知る
余裕を持って応えましょう


第3章 エイズって痛いの? ―子どもからの質問Q&A―

質問に答える前に
質問に答えるときのステップ
Q&A
エイズってなーに?/セックスってなーに?/ドラッグってなーに?/どうすればエイズにかからないの?/エイズって痛いの?/ママやパパはエイズになるの?


第4章 大人からエイズの話を持ち出すとき

エイズの話題をもちだすとき


第5章 テイニシャ、ルーカス、ジャッキーの場合
     ―現実にエイズの問題を抱えたとき―

母親がHIVに感染しているティニシャ
エイズを発症した少年ルーカス
父親がエイズになると心配しているジャッキー


第6章 サンフランシスコのエイズ教育の実践例

エイズを教えるときのポイント
授業例
幼稚園/小学校2年/小学校4年
小学校の低学年にエイズの指導をするとき


第7章 子どもと話をするときに予想される問題


第8章 エイズと共に生きる社会 ―アメリカの実践に学ぶ―

地域社会で取り組むために
学校の職員や子どもが感染したとき
希望の町―私たちが理想とする地域社会―



第2部 エイズを教えるときに知っておきたい知識・情報


第1章 大人のためのQ&A

基本的な知識/感染経路/感染の予防方法/HIV抗体検査/もっと詳しく知りたいこと/子どもに関する問題

第2章 子どもはエイズについて、いつ何を知りたがるか
     ―子どもの発達段階とエイズ―

乳児期(生後11か月まで)
幼児期(1~2歳)
1歳児/2歳児
幼児期(3~4歳)
3歳児/4歳児
学齢期(5~10歳)
5歳児/6歳児/7~8歳児/9~10歳児


第3章 「性的虐待」のサイン

子どもの性的虐待の指標

・AIDSホットライン
・著者紹介
・訳者あとがき
・訳者紹介

ジャンル