体育社会学入門

体育社会学入門
著者 菅原禮 編著
ジャンル 書籍 > 体育 > 体育学
シリーズ 体育・保健学入門シリーズ
出版年月日 1975/03/15
ISBN 9784469260281
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 1,870円(本体1,700円+税10%)

内容

体育社会学の具体的問題の考察に役立つようにまとめられたテキスト・参考書。体育の社会学的理解、体育と文化、体育と集団、体育と社会変動、学校体育・社会体育の社会学的課題など興味あるテーマを掘りさげ、体育社会学の現代的課題を明らかにする。

目次

第1章 体育の社会学的理解
 1.社会事実としての体育事実
  (1)社会事実としての体育事実
  (2)体育事実とその社会的側面
 2.体育事実の社会学的理解
  (1)科学的方法による解明
  (2)理解的方法による解明
 3.その科学としての性格と歴史
  (1)体育社会学の性格
  (2)研究の歴史の概要
 4.その使命と役割

第2章 体育と文化
 1.文化としての体育
 2.制度としての体育
  (1)制度
  (2)制度としての体育
  (3)体育の社会的構造と機能
 3.運動文化と体育の内容
  (1)運動文化
  (2)プレイについて
  (3)運動文化の諸領域
 4.体育の内容
  (1)内容の選択
  (2)社会変化と体育の内容
 5.まとめ

第3章 体育とパーソナリティ
 1.体育におけるパーソナリティの問題
  (1)体育と個人の関係
  (2)体育におけるパーソナリティのとらえ方
  (3)文化受容とパーソナリティの変容
 2.パーソナリティの構造ととの発達
  (1)パーソナリティの構造
  (2)パーソナリティ発達の集団的系譜
  (3)パーソナリティの発達と体育・スポーツ
 3.体育におけるパーソナリティの形成
  (1)学校体育の領域的構造
  (2)運動学習内容の構造的特性
  (3)スポーツマンシップ、マナーなどの内面化
  (4)運動学習場面の人間関係
  (5)体育におけるパーソナリティの形成
 4.まとめ

第4章 体育と集団
 1.体育と集団
  (1)体育社会学における集団研究の意義
  (2)集団の特質と基本的な類型
  (3)体育集団の成立
 2.体育集団の分類およびその構造と機能
  (1)体育集団の分類
  (2)体育集団の構造と機能
 3.体育の組織と制度
  (1)体育の組織
  (2)体育の制度
 4.まとめ

第5章 社会変動と体育
 1.社会変動とは
 2.戦前の社会変動と体育
  (1)明治以降の近代化の特質
  (2)西欧化と体育
  (3)軍事力と体育
 3.戦後の社会変動と体育
  (1)戦後の民主化の特質
  (2)産業化と体育
 4.情報化社会・レジャー社会と体育
  (1)情報化社会と体育
  (2)レジャー社会と体育
 5.残された問題

第6章 学校体育と社会体育をめぐる諸問題
 1.指導者をめぐる問題
  (1)学校体育の指導者をめぐって
  (2)社会体育の指導者をめぐって
  (3)指導法をめぐる問題
 2.学習内容をめぐる問題
  (1)国民のスポーツ活動の変化
  (2)学習内容とその構造
  (3)生涯体育からみた内容
 3.体育集団をめぐる問題
  (1)体育の学習集団
  (2)必修クラブ
  (3)運動部
  (4)社会体育集団をめぐって
  (5)まとめ
 4.体育施設をめぐる問題
  (1)体育・スポーツ施設
  (2)施設の現状とその活用
  (3)体育・スポーツ施設の整備
  (4)現存する施設の効果的な活用
 5.体育政策をめぐる問題
  (1)体育行財政の問題
  (2)まとめ

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