日本古代史を生きた人々

里の民・都市の民・山海の民

日本古代史を生きた人々
著者 新川登亀男
ジャンル 書籍 > 日本史・東洋史
出版年月日 2007/09/30
ISBN 9784469221916
判型・ページ数 四六・242ページ
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)

内容

列島に生きた人々の歴史の現実に迫る!!

農耕民、漁撈民、狩猟民、そして「日本」という国家とともに新たに生まれた都市知識人。古代日本列島に生きた様々な人々は、どのように生活し、どのような文化を創り出していったのか。従来の視野を越えて、壮大なスケールで「日本」文化の起源を語り、古代史学の可能性を示す。

目次

序章 古代史を切り拓く

1章 大地に生きた人々
    最古の戸籍が語るもの
    狐と女

2章 消費都市の繁栄と影
    山上憶良と新「日本」の都市民
    七草がゆの起源
    薬からみた人体観
    墓の無い人々

3章 漂泊する海の人々
    海をめぐる生活と文化
    白水郎の伝承と海の神

4章 狩猟と戦いの作法
    隼人制圧と物部氏
    野地の開発と狩猟的文化の解消

    あとがき

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