「完璧」はなぜ「完ぺき」と書くのか

これでいいのか? 交ぜ書き語

「完璧」はなぜ「完ぺき」と書くのか
著者 田部井文雄
ジャンル 書籍 > アジア・漢学/漢字文化 > 漢字/漢字文化
出版年月日 2006/02/10
ISBN 9784469221794
判型・ページ数 四六・160ページ
定価 990円(本体900円+税10%)

内容

「交ぜ書き語」を本来の姿に!

「完ぺき」「謙そん」「親ぼく」「めい福」・・・・・・。新聞やテレビなどで見かけるこのような表記を、このまま放っておいてよいのか? 本書は、その歴史と現状を踏まえて、日本語と漢字文化の将来のために「交ぜ書き」を解消することを訴える。約700の「交ぜ書き語」を実在用例とともに示した「交ぜ書き語小辞典」付。

目次

I 交ぜ書き語とは何か
 一 「交ぜ書き語」の由来
 二 「交ぜ書き」の問題点
 三 「常用漢字」と「表外漢字」
 四 人名用漢字と名字・地名
 五 後代に伝えたい言葉
 六 「交ぜ書き語」を解消するには

II 交ぜ書き語の実際
胃がん/い敬/がい骨/かい書/か政/喝さい/がん具/かん口令/元たん/かん腸/完ぺき/かん養/き憂/き誉褒へん/げき文/けん銃/けん騒/語い/才気かん発/さく裂/残し/終えん/しゅん動/傷い軍人/浄るり/親ぼく/推こう/ずさん/ぜい弱/清そ/戦りつ/雑きん/敵がい心/独せん場/どん欲/ねつ造/ば声/破たん/ばん回/不ぐ戴天/ぼう然/木たく/ぼっ興/勇往まい進/容かい/落花ろうぜき/濫しょう/りん然/ろっ骨

III 交ぜ書き語小辞典
 付・仮名書き熟語抄録
 漢字別収録語彙一覧

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