高等学校国語科 新しい授業の工夫20選 第4集

表現指導編

高等学校国語科 新しい授業の工夫20選 第4集
著者 大平浩哉 編著
ジャンル 書籍 > 日本語・日本文学・日本語教育・国語教育 > 国語教育
出版年月日 1998/04/20
ISBN 9784469221411
判型・ページ数 B5・128ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税10%)

内容

「表現指導」の時代を拓く!

2003年施行の新しい教育課程では、いよいよ「表現指導」に本腰を入れて取り組まなければならなくなる。その際に拠り所となるのは、観念的な方法論ではなく、具体的な指導の工夫であるはずだ。本書は全国各地の高校で活躍する20人の先生方の実践記録を集め、来るべき「表現」の時代への里程標となる一冊。各授業例には編者による解説と、関連資料が数多く付され、授業改善のための格好の情報源となっている。

目次

序 表現指導の地平をひらく
  ――その現実的な改革に向けて――

1 聞き取ることから話すことへ
  ――表現指導の基礎づくり――
2 生徒とのパイプを太くするスピーチ学習
3 学習意欲を高める表現指導の工夫
  ――単元『自然』をめぐって
4 序論を提示して続き(本論・結論)を書かせる作文指導
5 作中人物にあてた手紙を書かせる表現指導
  ――『伊勢物語』第二十三段筒井筒を題材として
6 ロールプレイングによる言葉遣いの指導
7 論の進め方を学ばせる作文指導
  ――枠組みの作文――
8 意見文の構成を学ぶ
9 討論を通じた音声言語指導
  ――気軽に楽しむ討論の授業――
10 三人ディベートにより読みを深める
11 新聞の投稿欄を活用した作文指導
12 読むことと関連させた表現指導の工夫
  ――問題分析学習「資料を読んで表現する」――
13 論説文を読んで意見を発表させる学習指導
14 一分間スピーチ
  ――情報発信者としての自立を目指して――
15 「コラムを読んで意見文を書く」表現指導の実践
16 新聞記事を材料にした作文指導
17 古文学習と関連させた表現指導の工夫
18 漢文教材を使った群読の学習指導
  ――唐詩の解読――
19 コンピュータを導入した作文指導
20 新しい対話形式を利用した授業の展開

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