自然科学としての言語学

生成文法とは何か

自然科学としての言語学
著者 福井直樹
ジャンル 書籍 > 言語・言語学 > 概論
出版年月日 2001/02/15
ISBN 9784469212655
判型・ページ数 四六・288ページ
定価 2,530円(本体2,300円+税10%)

内容

言語学はどこへ向かおうとしているのか。言語学の核心を説く。

言語学に多大なインパクトを与えてきた生成文法は、誕生から半世紀を経てどこへ向かおうとしているのか。生成文法の本来の目的とは何だったのか。自然科学の一分野としてこれから目指すべきものは何か。第一線で活躍を続ける著者が、生成文法の理念を問いなおすとともに、言語学の発展のために、文系・理系の枠を超えた学際的研究の必要性を説く。

目次

まえがき

第1章 自然科学としての言語学
――生成文法理論とそれを取り巻く知的状況について

第2章 生成文法の方法と目標

第3章 普遍文法と日本語統語論

第4章 極小モデルの展開
――言語の説明理論をめざして

第5章 言語の普遍性と多様性

第6章 ノーム・チョムスキー小論

第7章 日本の理論言語学
――教育と研究

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