顔を読む 顔学への招待

原題:Reading faces

顔を読む 顔学への招待
著者 L・A・ゼブロウィッツ
羽田節子
中尾ゆかり
ジャンル 書籍 > 言語・言語学 > 関連領域
出版年月日 1999/06/01
ISBN 9784469212396
判型・ページ数 四六・354ページ
定価 2,750円(本体2,500円+税10%)

内容

顔に惑わされずに、心を見抜くために

昨今注目をあつめる“顔学”。ここでは豊富な図版と事例を用いて社会心理学的にアプローチする。顔で性格がわかるのか、童顔や魅力ある顔にどんな得があるのか、コミュニケーションの場面での顔の威力がわかる一冊。営業、人事担当者や教員など、“人を見抜く”仕事の人には必読の書。

目次

1 外見で人を判断する

2 顔にはなにがあるか
 年齢を示唆する顔の手がかり
 顔による性別の手がかり
 顔に表れるアイデンティティーの手がかり
 その他

3 読顔法の基礎
 見ればわかる――読顔法の正確さの判定、他
 容貌――性格関係のモデル
 過般化効果――誤った認知、他
 その他

4 心をなごませるあかんぼうの顔
 あかんぼうに対する好意的な反応
 好意的な反応をひきおこす鍵刺激
 あかんぼうでないものの童顔

5 童顔の損得
 童顔の固定観念――声と童顔の固定観念、他
 童顔にたいする社会の反応――職業にかんする反応、他

6 顔の魅力を分析する
 文化や歴史で変わる美の基準
 美の共通の基準
 その他

7 顔の魅力の利点
 魅力威光 美しいことはいいことだ――威光効果の男女差、他
 魅力威光の起源――文化に支配される固定観念、他
 その他

8 変わる顔とうるわしき人格
 幼いころの容貌からその後の性格への経路
 幼いころの性格からその後の容貌への経路
 その他

9 顔の効果をとりのぞく
 感知者が顔の効果に果たす役割――動機の効果、他
 文化が顔の効果に果たす役割――親のかかわり、他
 その他

10 顔の仮面をはぐ

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