ドイツ語ことばの小径

言語と文化の日独比較

ドイツ語ことばの小径
著者 新田春夫
ジャンル 書籍 > 言語・言語学 > 諸言語
出版年月日 1993/03/15
ISBN 9784469211771
判型・ページ数 四六・224ページ
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)

内容

ことばと人間・社会・歴史・文化との関わりについて語る

系統的にはまったく関連のないドイツ語と日本語との比較対照を通じ、言語について、さらには、ことばと人間・社会・歴史・文化との関わりについて語る刺激的な語学エッセイ。3年間にわたってNHKテレビドイツ語講座のテキストに連載された名エッセイを、一部改稿して編んだもの。

目次

1 ことば・人間・社会

 1. 異質なものとの出会い
 2. 言語とアイデンティティ
 3. 言語と社会
 4. 言語の世界
 5. 文字と言語
 6. 「言葉の乱れ」と言語の創造性
 7. 文化交流と語彙借用
 8. 現代社会と造語

2 現代ドイツとドイツ語

 1. 世界の中のドイツ語
 2. ベルリンの「壁」
 3. 社会的と社会主義的
 4. くに
 5. ドイツ人の名前
 6. ドイツの地名
 7. 総合と分析 ―ドイツ語の史的発展―
 8. 体系性と余剰性 ―現代語における歴史的痕跡―

3 ことばとメンタリティ

 1.「数」の区別
 2. 数量表現
 3. 状態表現
 4. 移動表現
 5. 動作表現
 6. 明晰さと含み
 7. 自己表現
 8. 待遇表現

4 記号・コミュニケーション・文化

 1. シンボルとイメージ
 2. 連想と語の多義性
 3. 連想と語彙
 4. 比喩と創造的認識
 5. テーマとレーマ
 6. モダリティ
 7. アナファーとダイクシス
 8. 徴候としての言語

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