内容
新たな理論的枠組のもと、実例に即して誤解や説得のダイナミズムを探り、効果的なコミュニケーションのための当事者同士の協調の仕方を示唆。
目次
まえがき/日本の読者へ
第1章 感性とコミュニケーション
1 ジョイント・ベンチャーとしてのコミュニケーション
2 エンパシーの働き
3 SRモデルとジョイント・ベンチャーモデル
4 コミュニケーションの特性
第2章 メッセージのやりとり
1 モノローグの存在
2 ダイアローグのプロセス
3 「演じ切る」と「生み出す」
4 ダイアローグにおける相互関与度
第3章 誤解のメカニズム
1 意図と解釈
2 伝達のスタイル
3 心理的側面
第4章 情報の処理方法
1 創造性とコミュニケーション
2 分析的対統合的情報処理
3 オープンシステムとパフォーマンス
4 情報処理能力
第5章 組織内コミュニケーション
1 仕事への意欲
2 マネージメントの三条件
3 リーダーシップとフォロアーシップ
4 集団間の境界における調整
第6章 説得のコミュニケーション
1 説得と社会生活
2 説得と動機
3 道理による説得
4 無意識的な説得
第7章 倫理と異文化コミュニケーション
1 社会的行動と倫理意識
2 倫理と文化
3 倫理とコンテキスト
4 倫理とパーセプション
5 異文化間で機能する倫理
第8章 異性間コミュニケーション
1 異文化としての男性と女性
2 異性のパートナーとのコミュニケーション
3 異性間のコミュニケーション・ギャップ
4 ジョイント・ベンチャーとしての異性間コミュニケーション
キーワード解説/参考文献/共著者あとがき