内容
言語の深淵を探る
世界的古典文献学者B・スネル教授は、人間の言語活動を、<話し手の表出><聞き手への作用><事態の描写>という『三分構造』として捉え、この観点のもとに、単なる表現の手段たる「ことば」が、いかなる過程を経てより高次の思考を可能とする「言語」にまで発展していくかを、言語、詩文学、哲学の各分野にわたって興味深く解明せんとする。言語の深淵に迫る問題の書である。
原題:Der Aufbau der Sprache
言語の深淵を探る
世界的古典文献学者B・スネル教授は、人間の言語活動を、<話し手の表出><聞き手への作用><事態の描写>という『三分構造』として捉え、この観点のもとに、単なる表現の手段たる「ことば」が、いかなる過程を経てより高次の思考を可能とする「言語」にまで発展していくかを、言語、詩文学、哲学の各分野にわたって興味深く解明せんとする。言語の深淵に迫る問題の書である。