内容
ユニークな日英言語文化論
「いたくなる」「ほしくなる」「おいでになる」「だめになる」など、日本語では「なる」を用いる言いまわしが多い。日本語特有の「-なる」的発想を、英語の表現と対照しながら、日本語の特質を浮き彫りにしようとする本書の試みは、文化と言語の相関関係を示唆し、更に「する型言語」と「なる型言語」という類型論に新しい視野をひらいた。“場所理論”を出発点とした言語文化論のユニークな成果。
言語と文化のタイポロジーへの試論
ユニークな日英言語文化論
「いたくなる」「ほしくなる」「おいでになる」「だめになる」など、日本語では「なる」を用いる言いまわしが多い。日本語特有の「-なる」的発想を、英語の表現と対照しながら、日本語の特質を浮き彫りにしようとする本書の試みは、文化と言語の相関関係を示唆し、更に「する型言語」と「なる型言語」という類型論に新しい視野をひらいた。“場所理論”を出発点とした言語文化論のユニークな成果。