3 解いて学ぶ認知構文論

内容

この分野の書籍として初! 「演習方式」の認知言語学のテキスト。

● 基本事項の解説を読み、設問(各巻約180問)を解くことで、ことばに対する研究方法を身につける。
● レポートの課題・卒論のテーマとしても利用可能。

言語は語からフレーズ、フレーズから文、そして文から文章(そして会話)へと広がる。本巻では、文の構造について認知言語学的方法で分析する。語用論や比較対象言語学へとテーマを広げていくことも可能な設問も多数用意した。

目次

はじめに

第5章 構文の力
1節 世界の切り取り方
2節 構文の種類
3節 イディオム・コロケーション

■第5章で学ぶ用語
解釈、状況、状態、過程、行為、使役、経験、活動、到達、達成、事象構造、述語のアスペクト(相)、参与者、因果連鎖、ビリヤードボール・モデル、力動性、構成原理、文法関係、意味役割、構文、構文の多様性、構文ネットワーク、イディオム、形のイディオム、意味のイディオム、構文のイディオム、コロケーション(連語)

第6章 話せばわかる
1節 ことば・文化・思考
2節 語用論
3節 テクスト・談話

■第6章で学ぶ用語
概念化、BE言語、HAVE言語、意味素、する型言語、なる型言語、高コンテクスト文化、低コンテクスト文化、意味論的意味、語用論的意味、協調の原則、会話の含意、発話行為、遂行動詞、明示的遂行文、暗示的遂行文、発語行為、発語内行為、発話の力、発語媒介行為、適切性条件、直接発話行為、間接発話行為、一般化された会話の含意、特殊化された会話の含意、尺度の含意、取り消し可能性、ポライトネス、ポジティブ・フェイス、ネガティブ・フェイス、ヘッジ、談話、テクスト性、推論、一貫性、結束性、情報構造、新情報、旧情報、スクリプト、テクスト内指示、テクスト外指示、前方照応指示、後方照応指示、ダイクシス、現象文

参考文献
英和対照用語一覧
事項索引
英語語句索引

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