体育科教育2017年5月号

よみがえれ! 日本の運動会・体育祭

体育科教育2017年5月号
ジャンル 雑誌 > 体育科教育
出版年月日 2017/04/14
ISBN 4910059030575
判型・ページ数 B5・80ページ
定価 913円(本体830円+税10%)
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内容

運動会・体育祭は、子どもたちにとって一定の教育的意義を持つがゆえに、伝統的に各校の教育課程に位置づけられてきたのであろう。しかし、学校の花形行事であった運動会・体育祭も時代の変化とともにその様相を変えつつあり、最近では規模の縮小や事故のリスクといった負の側面が強調されるなど、そのあり方が問われているように思われる。これまでそれぞれの学校で築き上げてきた運動会・体育祭という文化は、これから一体どこへ向かっていくのだろうか。

目次

[口絵]優れた体育授業を観る・創る 山あいの小さな学校から、元気で大きな体育の発信!(細越淳二)
[巻頭エッセイ]追いかける拍手、追いかける目、地域が支える運動会(歌川好夫)

特集 よみがえれ! 日本の運動会・体育祭

運動会のヒストリア(木村吉次)
〈インタビュー〉民間企業に広がる運動会(米司隆明)
学校の運動会は何を経験する場なのか(神谷 拓)
運動会の思い出――「過程」から感動は生まれる(仲島正教)
子どもは秋の運動会でこそ学び育つ(吉澤 潤)
運動会で子どもの規範意識は高まるか(下條太貴)
小規模校の運動会はおもしろい!(吉田幸哉)
幼小連携を推進する運動会(春日晃章)
インクルーシブな運動会をつくる3つの配慮(川上康則)
日本式運動会の海外輸出(山平芳美)

[連載]
●スポーツの今を知るために/日米コミッショナーの違いを改めて示したロブ・マンフレッド氏の記者会見(鈴村裕輔)
●風速計/運動部活動とトランスジェンダー(谷口輝世子)
●スポーツ記者の目/成功を呼びこむ監督の変化(木ノ原句望)
●いま、知っておくべき「足教育」/知られざる靴のリスク~指導者として必要な視点を持つ~(吉村眞由美)
●教師が育つ体育の授業研究/授業を創る原動力(鈴木 聡)
●あの人とスポーツ/ウラジーミル・プーチン(西村博文)
●主体的・対話的で深い体育の学びを求めて/香川県の主張②(山西達也)
●私の研究ノート/教師の信念研究(朝倉雅史)
●スポーツと君たち/スポーツとは「面白い」もの(佐藤善人)
●口絵解説/山あいの小さな学校から、元気で大きな体育の発信!(細越淳二)
●スポーツ「新・職人」賛歌/いま話題の“ストリートワークアウト”に迫る!〈中林義晴〉(岡 邦行)
●エッセイ/地獄の運動会(仲島正教)

「銃剣道」の追加と教科体育の存在意義(有山篤利)
催物案内

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