Vシットを行っているとき,上体には図1のように,位置Aには上体の体重Wが,位置Bに腸腰筋の力Fがはたらく。
支点Oを中心に上体を起こすためには,腸腰筋の力FとO,Bの2辺が作る平行四辺形の面積SAを超えなければならない。
V字の角度が小さいほど(寝ている状態に近いほど)面積SAは大きくなり,上体を起こすためには大きな面積SB が必要となり,腸腰筋の力Fを大きくしなければならない。
この時,腸腰筋と骨盤にはさまれた腰椎(OBの部分)には,両側から大きな力が加わり,しかもずらすような圧力のため,腹筋が弱い選手は腰を痛める危険がある。
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