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シャトルランではターンの技術が大切?

2001年4月からスタートした新体力テストでは,それまで行われていた持久走(男子1,500m,女子1,000m)との選択種目として,新しく20mシャトルランが採用された。この測定は,20m間をCDやカセットテープのピッチ音に合わせて往復走を行うものであり,しだいにスピードが速くなるピッチ音にどこまでついていけるか,その最高回数を調べ,全身持久力を評価するものである。ところで,このわずか20m間のターンが結構きつい。20m走って急にストップし,またスタートする,この繰り返しを何十回となく行うからだ。

最高回数100回できた人では,最大酸素摂取量は53ml/kg/分に相当するが,これは安静時の17倍ものエネルギーである。つまり,速い動作でのターンの繰り返しは,こんなにも大きなエネルギーを使うということである。サッカーやバスケット,バドミントンなどの対人競技の多くは,ターン動作の繰り返しといってもよい。それだけに,いろいろなターン動作をトレーニングでしっかりマスターし,またターンに耐えられる筋肉や動きを身につけておかなければならない。

新テストの20mシャトルランは,実際のスポーツ技術能力を測るのにも適した測定法であり,またウォーミングアップやトレーニングにも適している。ただし,ターン時に関節や腱に大きな負担がかかるので,障害防止にも留意する必要がある。

[小澤治夫・濱本悟]
 
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