2016年7月1日  お詫び

お詫び

 この度、弊社が発行する高等学校用の英語教科書「Compass English CommunicationⅠ」「Compass English CommunicationⅡ」のご採用校に対して、弊社の営業担当者が同教科書の準拠教材である「単語・文法練習ドリル」を無償で提供していた事案が明らかとなりました。昨年度、義務教育諸学校用教科書の採択を巡る一連の問題が社会問題化したことを受けて、再発防止に教科書業界全体として取り組み、国民の皆様方からの信頼回復に全力を注がなければならないこの時期に、弊社において、教科書採択の公正性・透明性に疑念を生じさせかねない行為が行われていたことについて、重く責任を感じており、文部科学省をはじめ、教科書採択の公正確保に真摯に取り組んでいる教科書発行者、さらには、弊社の教科書を採択し、御使用いただいている教育委員会、学校等の関係の皆様方に深くお詫び申し上げます。
 今般の事案について高等学校及び教職員の先生方に責任は一切なく、全ての責任は弊社が負うべきものと考えております。
 今回の無償提供の事案は、各営業担当者の判断により、それが教科書宣伝行動基準に違反する行為に当たるとの認識が欠けたまま行ったものでありますが、弊社として、高等学校に対する無償提供を指示した事実はなく、ましてや、教科書の採択の見返り又は勧誘を目的としたものでないことは誓って申し上げます。
 しかしながら、その原因が、教科書宣伝行動基準に対する社員全体の認識不足、並びに支店長・所長等の管理職の立場にある者による一般社員に対する指導の不徹底、在庫の管理体制に問題があったと考えております。

 再発防止に向けては、組織改編、定期的な社内研修、在庫管理の抜き打ち調査等を行いつつ、コンプライアンスについての意識改革を速やかに全社員に徹底することが重要であると考えており、今後、具体的な施策について検討を進め、実行に移していきたいと考えております。
 それらの施策を可能な限り速やかに、かつ、継続して徹底的に行うことによって、社会的信用を一日も早く回復すべく努力することが、教科書業界の信頼回復に向けた取組に対する社会からの信用を失わせることとなってしまった弊社に課せられた責務であると考えております。
 今般の事案では、文部科学省をはじめ、各教育委員会や高等学校、教科書協会、他の教科書発行者、そしてなにより弊社の教科書を使用していただいている先生方と生徒の皆様、保護者の皆様、その他関係者の皆様に多大な御迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。

平成28年7月1日

株式会社 大修館書店
代表取締役社長 鈴木一行