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【評】 イロハニホヘトを「色は匂へど」というように、ア行の5音に「愛飢え男」と意味を当て、「ア行」といったもの。すでにかなり定着しているが、ひねりが利いていて、なかなかの上作。本来の意味は愛に飢えている男だが、彼女を欲しがり、やたらと女子に話しかける男の意味に進化している。 |
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【評】 ネットショッピング、ネットショップの逐語訳だが、「網買い」というと、スマートさがなくなり、古くさくやぼったい感じになる。そこがいいのだろう。和語や漢語をカタカナ語に言い換えるのが普通なのに、逆方向なのがおもしろい。ネットを網と言い換えるのも、多くない。ウインドーショッピングは「窓買い」となるか。
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【評】 とても優雅な言葉だ。「大切な人に届いてほしい」というのもいい。「片想い」という言葉もあるし、もっと古くは「片恋(かたこい)」という言葉もあった。しかし、これらの言葉には風に乗って届いてほしいという意味はない。「風の便り」はこちらに吹いてくる風だが、「想い風」はこちらから大切な人の方に吹いていく風。「届けてこの思い風よ星よ」という歌がヒットしているようだが、通じるところがある。
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【評】 「もや」は、実体がはっきりしないさま、曖昧なさま、という意味で、擬態語「もやもや」の「もや」。「もや似」は、人だけについていうものではないだろう。なかなか言い得て妙。厚生労働省が標準病名として認定した「もやもや病」という病気もある。
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【評】 表す意味は漢字表記の通りだが、仮名表記では「溜め息」を想起してしまう。既存の言葉に別の意味を当てて新しい言葉を作るのは若者の常套で、枚挙に暇のないほどだが、これは意味が殊勝だ。ちなみに、若者は「エコ」への関心が高く、「エコ浪費」「エコばて」「エコ婚」など、エコに関する言葉がたくさん寄せられた。
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【評】 小学生ぐらいの子供が道草をしながら学校から帰宅する情景を思い浮かべたが、用例では旅行先からの帰宅でスケールが大きい。旅先から蝶々のようにふわり(ふらり)と舞い飛んで寄り道しながら帰ることらしい。ちなみに、真っすぐ帰ることは「即帰り」というようだ。なお漢字表記の「返り」は、「とんぼ返り」の反対語としているから確信があるのだろうが、やはり「帰り」だろう。
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【評】 メールは顔を合わせないから、人格が変わる。「メルデレ」(=メールになるとデレデレしてくること)、「メル惚れ」(=好きな人とのメールの交換で盛り上がりテンションが上がること)、「メル彼」(=メールの中だけで、いちゃいちゃしたり、寂しさをなくしたりするための彼。顔など見た目はあまり気にしない)なども、「メル格」の例。
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【評】 聞いたことがあるようで、大きな辞典にも載っていない擬態語。「も+濁音」を重ねた形の語は、「もがもが」「もぐもぐ」「もごもご」「もじもじ」「もじゃもじゃ」「もずもず」など多数あるが、「もぎもぎ」は新しい。それだけに、どういう状態を表すのかもすぐには分からない。表す状態(意味)は変わってくるかもしれないが、形は安定しているので残りそうな言葉だ。
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【評】 出かける場合だけでなく、「もしも」の時のために用意しておく金のことを「もしも金」と呼ぶのはきわめて自然。それなのにこういう言葉がなかったのは不思議。「備忘金」などという言葉もなかった。昔は出歩く時に、今のようにいちいち金を必要としなかったからだろう。「もしも金」を持っていないと本当に困ることがある。◆の細かい解説もいい。
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【評】 踏んでぐじゃぐじゃになるのは桃だけでなく、熟したトマトや柿も同じだが、なぜか「トマトを踏んだよう」「柿を踏んだよう」では納まりが悪い。食べごろで言えば、桃が柔らかくて踏むとぐしゃぐしゃになるからだろう。「性格」の直喩が「踏んだ桃」であるのがおもしろい。
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