2 解いて学ぶ認知意味論

内容

この分野の書籍として初! 「演習方式」の認知言語学のテキスト。

● 基本事項の解説を読み、設問(各巻約180問)を解くことで、ことばに対する研究方法を身につける。
● レポートの課題・卒論のテーマとしても利用可能。

本巻では、ことばの意味についてさまざまな角度から考える力をつける。ことばの意味を理解するとはどういうことか。同じ事象を表現するのに違うことばが使われるのはなぜか。設問を解くごとに考察が深まるであろう。

目次

はじめに

第3章 多義のざわめき
1節 メタファー
2節 メトニミー
3節 多義性
4節 文法化

■第3章で学ぶ用語
メタファー、類似性、概念メタファー、イメージ・スキーマ、経験基盤主義、プライマリー・メタファー、ブレンディング理論、メトニミー、隣接性、アクティブ・ゾーン、参照点、シネクドキ、包摂性、多義、多義語、単義、単義語、意味拡張、意味ネットワーク、曖昧性、漠然性、くびき語法、婉曲法、分節分類、包摂分類、文法化、内容語、機能語、意味の漂白化、脱カテゴリー化、単方向性仮説、語用論的推論、語用論的強化、意味の主観化、脱文法化

第4章 ことばをつなぎ止める
1節 名詞をグラウンディングする
2節 動詞をグラウンディングする

■第4章で学ぶ用語
グラウンド、グランディング、可算名詞、不可算名詞(質量名詞)、個物、物質、類(タイプ)と事例、定と不定(特定・不特定)、固有の有界性、内的一様性、可算性、総称用法、数量化、種別化、部分詞構文、アスペクト、テンス、モダリティ、完了的/非完了的、有界/非有界、法助動詞、準法助動詞、達成動詞、活動動詞、到達動詞、瞬間動詞、動態動詞/状態動詞、語彙アスペクト/文法アスペクト、総称的、遂行文、歴史的現在、対人的、認識的

参考文献
英和対照用語一覧
事項索引
英語語句索引

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