体育科教育別冊27 2017.4

安全で楽しい組立体操をつくる

内容

これからの組立体操の行い方をイラストで解説!!

運動会・体育祭で多発する組体操(組立体操)の事故をなくすためには、どのような指導を行えばよいのか。事故を防ぐ指導のポイントを明らかにしながら、教育的に意義が高く、しかも児童生徒が楽しく取り組める組立体操のあり方について、イラストを使ってビジュアルに解説している。

目次

本書を読まれる方に

■第1章 組体操を行う前に取り組みたい一人で巧みに動く運動

1.体のバランスをとる運動
 あごタッチバランス
 片脚バランス
 ◇コラム:子どもたちの腹筋・背筋と良い姿勢
2.力強い動きを高める運動
 動物歩き
 腕立て伏臥~片腕支持バランス
 腕立て仰臥
 腕立て仰臥~片脚バランス
 腕立て仰臥歩き
 腕立て伏臥~片腕支持側臥
3.瞬発力を高めるための運動
 跳びあがり足タッチ
 跳びあがり1回転
 座ってジャンプ
 伏臥でタッチ
4.いろいろな倒立の練習法
 マットの上で倒立練習:肘支え背倒立
 マットの上で倒立練習:うさぎ跳び
 マットの上で倒立練習:カエル倒立
 壁を使った倒立練習
 ◇コラム:倒立の補助について
5.安全な着地の仕方
 腕で上体を支える
 ステージから着地する
 着地後に前転をする
 着地後に横転をする
 後ろ向きでジャンプして後転や横転をする
 座った状態から脚の振りを利用して降りる
 座った状態から両腕で体を持ち上げて降りる
 降りるときにハーフターンなどをして降りる
 体を腕で支えてステージにあがる

■第2章 準備運動にもなる2人組で行う組体操
1.柔らかさを高めるための組体操
 手つなぎ前後屈
 手つなぎ腰捻り腕回旋
 座位手つなぎ脚伸ばし
 引き起こし
 手つなぎくぐり(3人組)
2.バランスをとるための組体操
 体支えバランス
 腕伸ばしV字バランス
 背中合わせしゃがみ立ち
 脚振りジャンプ
3.力強い動きを高めるための組体操
 四つ這い固め
 棒状姿勢キープ
 手押し車
 地蔵倒し
 2人組腕立て伏せ
 人間連結いす
 人間風車
4.瞬発力を高めるための組体操
 馬とび
 持ち上げジャンプ
 手押し車で拍手
 あお向け股くぐり
 脚持ちケンケンジャンプ
 3人うつ伏せ交互横転ジャンプ

■第3章 安全で楽しい組立体操

1.初歩的な組立体操
 2人組──ポーズ①
 2人組──ポーズ②
 2人組──ポーズ③
 2人組──ポーズ④
 2人組──ポーズ⑤
 2人組──ポーズ⑥
 2人組──ポーズ⑦
 2人組──サーフィン
 2人組──2階建てハウス
 3人組──両腕支持
 3人組──片脚乗せ
 3人組──片膝立ち扇
 3人組──2段ピラミッド(四つ這いバージョン)
2.基礎的・基本的な組立体操
 2人組──飛行機バランス
 2人組──前倒し
 2人組──サボテン
 2人組──スキージャンプサボテン
 2人組──腕クロス向かい合いサボテン
 サボテンの効果的な練習方法
 2人組──垣根
 2人組──足首持ち腕立て
 2人組──膝持ち支え腕立て伏臥
 3人組──倒立
 3人組──雪の結晶
 5人組──雪の結晶
◇コラム:安全な組立体操指導における五カ条
3.発展的な組立体操
 2人組──肩乗せ
 2人組──前倒し〈立位前倒し〉
 2人組──帆かけ舟
 3人組2段タワー
 11人組3段タワー
 7人組3段タワー
 5人組3段タワー(やぐら)
 11人組4段タワー(やぐらの発展形)
 6人組3段ピラミッド
 10人組4段ピラミッド

■第4章 組立体操の教育的意義と事故防止に向けて

1.組体操・組立体操の歴史と教育的価値──濱田靖一の思想に学ぶ
 ネット発の巨大化・高層化への警鐘
 「組体操」と「組立体操」の違い
 組立体操の歴史
 安全で楽しい組立体操に向けて
 組立体操の教育的価値とは何か
 いま一度原点に立ち返る
 おわりに
2.運動会・体育祭での組立体操に伴う骨折の実態と予防に向けて
 組立体操による骨折発生の実態
 組立体操の問題点と事故予防について

■第5章 演技構成の考え方

1.演技の構成のポイント
 改めて考える演技発表の目的
 演技内容をどう構成するか
 見栄えのよい技の組合せにするには
2.音楽の選び方
 音楽の速さとは
 そのような音楽を選ぶか
 音楽をもとに演技の構成を考える
3.演技発表時における注意点
 衣装の効果や服装などの注意点
 100%自信の持てる技で構成をすることが絶対条件
 できるだけ顔を上げて演技をさせる
 組立体操のイメージを大きく変化させる

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