英文法のエッセンス

内容

26の「エッセンス」で英文法の本質を説き明かす!!

文法事項の暗記でなく理解に重点を置いた、読む文法書。現在時制や仮定法などが本質的に何を表すのかを「エッセンス」として示し、専門用語を極力排したわかりやすい文章で論理的に解説する。体系的な記述と構成により、一読すれば読者の頭の中の英文法が整理されるであろう。

目次

はじめに

Ⅰ 動詞の形が示す時間――動詞の時制について

1 動詞の形が示すもの
動詞の辞書的意味と文法的意味/動詞の形が示す文法的意味/動作動詞と状態動詞

2 動詞の基本時制
[1]現在
「現在」っていつのこと?/現在の事実を表す現在形/現在の事実と永遠の真理/事実としての未来を表す現在形
[2]過去
現在や未来とは関係のない過去
[3]未来
英語の動詞に未来形はない/未来の表現は主観を表す助動詞

3 完了形
[1]現在完了形(have+過去分詞)
現在完了形の用法とは/「現在+その以前(過去)」の現在完了形/現在完了形と過去形との違い/現在を基準にする現在完了形/「have+過去分詞」の《超直訳》/「have+過去分詞」と「be+過去分詞」
[2]過去完了形(had+過去分詞)
「過去+それ以前」の過去完了形
[3]未来完了形(will have+過去分詞)
「未来+それ以前」の未来完了形
[4]現在完了形・過去完了形・未来完了形のまとめ

4 進行形
進行形の種類と文法的意味/状態動詞はふつう進行形にしない
[1]現在進行形、過去進行形、未来進行形
「~という状態にある」ことを表す現在進行形/過去と未来の進行形
[2]現在完了進行形、過去完了進行形、未来完了進行形
「ずっと~している」を表す現在完了進行形/動作の継続を表す現在完了進行形/過去と未来の完了進行形
[3]注意すべき進行形
状態を表す動詞の進行形/未来に用いる現在進行形


Ⅱ 心の想いを描く表現――助動詞と仮定法について

1 助動詞
[1]助動詞の文法的意味
本章で扱う助動詞/客観的な事実と話者の主観的な考え/「話者の考え」を表す助動詞/「未来」を表す助動詞
[2]can,may,must,will,shallの辞書的意味
can/may/must/will/shall
[3]助動詞の過去形:would,should,could,might
助動詞の過去形/canとcouldの違い/助動詞から読み取る話者の心の状態
[4]助動詞+完了形
時間のズレを示す完了形

2 仮定法
[1]仮定法の意味と形
仮定法の「法」について/仮定法と動詞の形/仮定法のサイン
[2]事実に反する仮想の表現
現在の事実に反する仮想の表現/過去の事実に反する仮想の表現/if~に注意/未来の「ありそうにない」仮想の表現
[3]動詞の原形による仮想表現
God bless you. も仮定法の文/動詞の原形による仮想表現/助動詞を加える方法/判断を示す文での仮想表現


Ⅲ 文中でさまざまな働きをする動詞の変化形――不定詞、動名詞、分詞について

1 語のまとまり
句と節/名詞、形容詞、副詞の働きをする句・節/句・節の文中での働きの区別

2 不定詞
[1]不定詞の形と基本的な働き
不定詞の「不定」の意味/to 不定詞の3つの用法
[2]to 不定詞の文法的意味
未来的な含みをもつto 不定詞/不確定なことを表すto 不定詞/意識の方向を表すto~

3 動名詞
[1]動名詞の形と基本的な働き
名詞の働きをする~ing形/to 不定詞と動名詞
[2]動名詞の文法的意味
事実を表す動名詞/想定されたことも表す動名詞/わかりにくいto 不定詞と動名詞の違い

4 分詞
[1]分詞の形と基本的な働き
形容詞と副詞の働きをする分詞/自動詞と他動詞
[2]分詞の文法的意味
分詞と時間/分詞と態/excitingとexcited
[3]分詞構文
副詞の働きをする分詞構文/「同時に起こっている」ことを表す分詞構文

5 不定詞、動名詞、分詞の共通項目
[1]不定詞、動名詞、分詞の意味上の主語
to 不定詞の意味上の主語/動名詞の意味上の主語/分詞の意味上の主語
[2]不定詞、動名詞、分詞の否定表現
[3]不定詞、動名詞、分詞の完了形
不定詞、動名詞、分詞の時間/不定詞、動名詞、分詞の完了形


Ⅳ 名前と修飾の表現――名詞と冠詞、形容詞/副詞と比較について

1 名詞と冠詞
[1]名詞の種類
1つのものだけを表す名詞/共通の性質をもつものをまとめて表す名詞/普通名詞/集合名詞、抽象名詞、物質名詞
[2]数えられる名詞と数えられない名詞
名詞の単数と複数/moneyは数えられない名詞/一定の形・区切りをもつ数えられる名詞
[3]不定冠詞a、an
a、anが必要な名詞/aの文法的意味/aのつかない名詞/aのつかない名詞にaがつくと/aのつく名詞からaがとれると
[4]定冠詞the
指すものを明示するthe/前に言及したものを指すthe/唯一のものを指すthe/総称的に限定するthe/aとtheのまとめ

2 形容詞・副詞
[1]形容詞
形容詞の用法と定位置/名詞と形容詞の関係/「the+形容詞」が意味するもの
[2]副詞
副詞の用法と定位置/文を修飾する副詞の定位置と注意事項

3 比較
比較の意味/絶対的と相対的
[1]原級による比較表現
「程度が同じ」ことを表すas~as/「程度が同じでない」ことを表すnot as~as/not so~as/as...の省略
[2]比較級による比較表現
2つのものを比べて優劣を示す比較級/比較の対象/「2つのうちで~の方」を表す「the+比較級」/「それだけ~」を表す「the+比較級」
[3]no+比較級
「否定的に同じ」を表すno more/「肯定的に同じ」を表すno less
[4]最上級による比較表現
最高のもの1つだけを示す最上級/theをつけない最上級/最上級に関する注意事項


Ⅴ 文中の「語のまとまり」を示す語――前置詞、接続詞、関係詞について

1 前置詞
[1]前置詞の働きと種類
前置詞の働き/前置詞の種類と意味の広がり
[2]at、in、on
「点」を表すat/「範囲」を表すin/「接触」を表すon
[3]from、to、for
「起点」を表すfrom/「到達点」を表すto/「方向」を表すfor
[4]of、by、with
「分離」と「所属」を表すof/「近接」を表すby/「敵対」と「同伴」を表すwith
[5]その他の前置詞
after/about、above/before、behind、beyond、below/amongとbetween
[6]動詞の目的語と前置詞の目的語

2 接続詞と関係詞
[1]接続詞の種類と働き
語、句、節をつなぐ接続詞/「語のまとまり」を示す接続詞/名詞節を導く接続詞that/副詞節を導く接続詞
[2]関係詞の種類と働き
文中で形容詞の働きをする「語のまとまり」/「代わりをする」関係詞/「代名詞と接続詞の働きをする」関係代名詞/前置詞+関係代名詞/「副詞と接続詞の働きをする」関係副詞/関係詞の限定用法と叙術用法/限定用法と叙術用法で意味が異なる場合/関係詞that/注意すべき関係詞

おわりに


【ワンポイントコラム】
1 過去形と現在完了形に使えるHow long...?とfor~
2 「have+過去分詞」と「have+to不定詞」
3 時間のズレを示す過去完了形
4 canとbe able to
5 「許可」を表すmayとcan
6 mustとhave to
7 willとbe going to
8 shallのニュアンス
9 shouldとhad betterの違い
10 仮定法のwereとwas
11 仮定法による丁寧表現
12 不定詞の訳し方
13 be to~
14 動名詞の受動態的用法
15 「~してもらう」「~される」の文
16 a+固有名詞
17 「すべて」を指すtheという考え方
18 aliveとpossible
19 形容詞か副詞か
20 so~that...は同等比較の構文
21 比較級の否定文には注意
22 「クジラの公式」のからくり
23 「~から」はいつもfromとは限らない
24 toとfor、byの違い
25 等位接続詞for
26 be made from~とbe made of~
27 withを用いた付帯状況の表現
28 not A and Bには注意
29 名詞節を導く疑問詞
30 「原因・理由」を表すbecause、since、asの違い
31 先行詞に注意
32 文の内容全体を受ける関係詞
33 接続詞のthatか関係代名詞のthatか

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