バスケットボールの“コートセンス” メンタルゲームを勝ち抜くために

原題:COURT SENSE:Winning Basketball's Mental Game

内容

トップコーチが説く勝利のメンタル方程式

スポーツ心理学博士でトップコーチの著者が、自分の育てたNBA選手やチームの成功事例をもとに、ゲームを勝ち抜く選手の取り組み方、コーチの指導方法などをまとめた。スポーツ心理学に基づく実践的指導理論は、試合に勝つためだけでなく、優れた選手やコーチ育成にまで及ぶ。選手、コーチ、心理学研究者にとって価値ある1冊。

目次

はじめに
発刊に寄せて
謝辞

第1部 勝つために必要な基礎づくり

 第1章 選手の能力を評価する
1 バスケットボールの技術と評価
2 選手の身体能力と評価
3 技術の自己評価

 第2章 目指す目標を設定する
1 チームの目標を設定する
2 個人の目標を設定する
3 目標達成に必要な承認と強化
4 目標への取り組み方

 第3章 成功への期待(自信)を高める
1 自信を構築する
2 自信を熟成させる
3 自信を維持する

 第4章 オフシーズンを有効に過ごす
1 ピックアップゲームとサマーバスケットボールで基礎・基本を学ぶ
2 シーズンオフの試合で基礎・基本を学ぶガイドライン
3 成功につながる練習での習慣づけ
4 練習とプレイ
5 オフシーズンの努力が成功を収める

 第5章 選手が果たすべき責務
1 選手の責任と義務
2 選手に求められる忠誠心
3 選手のプライドと所属意識
4 出場時間(プレイタイム)
5 他の選手をより良くさせること
6 役割に合ったプレイ(ロールプレイング)
7 責任感を育てること

 第6章 選手としての望ましい行動
1 適切な行動のモデリング
2 ポジティブなイメージの構築が必要
3 学業成績の向上を目指す
4 社会的な、そして内面の自制心を培うこと
5 行動規範を確立する

第2部 コートで成功するための必要条件

 第7章 コーチング力を高める (Coachability)
1 コーチの役割
2 選手の果たすべき役割
3 共通の基盤

 第8章 コミュニケーション能力を高める (Communication)
1 コーチと選手のコミュニケーション
2 選手同士のコミュニケーション
3 選手とコーチのコミュニケーション
4 コーチングスタッフ間の相互関係
5 チーム外の人とのコミュニケーション
6 非言語的コミュニケーションと感情

 第9章 チームとしてのまとまり (Cohesion)
1 忠誠の誓い
2 課題凝集性
3 社会的凝集性
4 チームメイトへの敬意

 第10章 統率力(リードする力)を高める (Capacity to Lead)
1 チーム文化への影響
2 コーチのリーダーシップ
3 その他のコーチのリーダーシップ特性
4 選手のリーダーシップ
5 キャプテンのリーダーシップ

 第11章 競技力を高める (Competitiveness)
1 競技場面(舞台)を設定する
2 競技を健全なものにする
3 競技的なタフさを養う
4 メンタルタフネスとミス
5 さらなる競争の高みへ

 第12章 集中力を高める (Concentration)
1 注意のコントロールと集中力
2 注意集中のタイプ
3 冷静さ
4 注意集中の個人差

訳者あとがき
著者・訳者紹介

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