野球選手なら知っておきたい「からだ」のこと 打撃編

野球選手なら知っておきたい「からだ」のこと 打撃編
著者 土橋恵秀
小山田良治
小田伸午
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > 野球・ソフトボール
シリーズ スポーツ「知っておきたい」シリーズ
出版年月日 2009/07/10
ISBN 9784469266863
判型・ページ数 B5・104ページ
その他の情報 2色刷
定価 1,760円(本体1,600円+税10%)

内容

からだを知れば、バッティングは変わる!

打席での投手寄りの腕、捕手寄りの腕、骨盤・股関節、軸足の膝や体幹などの仕組みと働きを知り、身体各部の合理的な使い方や身体感覚を養うためのドリルを習得すれば、好打者への道が開かれることを示す。

目次

■はじめに
プロローグ

第1章 上肢・上半身の動きについて知ろう

1 知っておきたいバッティング動作のこと
 1-1 バッティングはむずかしい
 1-2 打者は受け身だから
 1-3 打者がしなければならないこととは?
2 知っておきたいバッティングにおける腕の役割
 2-1 バッティングにおける腕の役割
 2-2 重要な役割をはたしている後ろ腕
 2-3 金づち動作でイメージがわかる後ろ腕の使い方
 2-4 脇を締める――肘の使い方とは?
 2-5 前腕の役割とは?
 2-6 前腕をどう使うか
3 知っておきたい前腕と後ろ腕の連動のこと
 3-1 前腕と後ろ腕を連動させる
 3-2 からだの回転をバットの回転につなげる
 3-3 ミートポイントをどうするか
 ●ドリル
  1 片手バントで「受ける」感覚を身につけよう
  2 金づち動作をしてみよう
  3 金づち動作をスイング軌道に近づけよう
  4 スリッパ打ち
  5 ヘッドを遅らせる動作を身につけよう――逆手打ち
  6 ミートポイントを確認しよう
  7 振り子のイメージをつかもう
  8 手首を自然に返してスイングしよう
  9 ヘッドの遅れ感覚をつかもう
  10 両腕を連動させよう
  11 スイングをセルフチェックしよう
 ●知っておこう
  1 バットに作用する右手の力と左手の力
  2 日本選手とキューバ選手の打撃動作の違い
  3 トップをつくる
  4 インパクト時のバットの並進

第2章 下肢・下半身の動きについて知ろう

1 知っておきたい下半身のこと
 1-1 バッティングで下半身が重要な理由
 1-2 軸足の使い方に意識をおくことの問題点
2 知っておきたいボールをみること
 2-1 ボールをみる上で重要な下肢と体幹
 2-2 ボールがよくみえる立ち方とは?
 2-3 「構え」「のせ」「着地」の理想とは?
 2-4 構えのときの重心の位置
3 知っておきたい骨盤と股関節のこと
 3-1 骨盤を前傾させるとは?
 3-2 「のせ」の重要性
 3-3 一流打者のトップにおける軸足の膝とは?
 3-4 バットのヘッドスピードを高めるには?
 3-5 「壁をつくる」ことの意味
 ●ドリル
  1 ボールのみえ方にはいろいろあることを体感しよう
  2 安定した構えの立ち方を体得しよう――「抜き」の習得法
  3 安定した構えを体得しよう――「抜き」の習得法
  4 骨盤を前傾させよう
  5 「のせ」をつくろう
  6 「のせ」から「トップ」をつくろう
 ●知っておこう
  1 打撃ポイントの高さが打撃動作に及ぼす影響
  2 野球における目の良し悪し
  3 バットが軽くなって変わった打撃フォーム

第3章 体幹の動きについて知ろう

1 知っておきたい体幹のこと
 1-1 回転と固定――腰の役割
2 知っておきたい骨盤と体幹の連動のこと
 2-1 骨盤と体幹を連動させる感覚とは?
 2-2 からだのねじれは必要か
 ●ドリル
  1 骨盤を回転させるために、股関節と骨盤を分離してみよう
  2 実際のバッティング動作にあてはめてみよう
  3 股関節の動きで体幹を回そう
  4 腰と腕を連動させよう
  5 実際にボールを打とう
 ●知っておこう
  1 左打者が有利か?――右打ちと左打ち
  2 利き目と利き手

  ●トップ選手のバッティングフォーム

■あとがき

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