元気をつくるシニアエイジの健康エクササイズ

元気をつくるシニアエイジの健康エクササイズ
著者 武井正子
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > フィットネス
出版年月日 2007/09/14
ISBN 9784469265897
判型・ページ数 B5変・192ページ
定価 1,870円(本体1,700円+税10%)

内容

楽しいエクササイズで、豊かな高齢期を!

著者は、老人クラブのシニア・スポーツ・リーダーや健康運動指導士の養成講師を長年つとめ、運動指導の講演を数多く行っている。そんな著者ならではの見地から、シニアエイジの運動指導に携わる指導者や高齢者自身に向けて、日常生活の中で個々人の状態に合わせて実践できる、体力の保持・増進エクササイズを中心に解説。豊かな高齢期を迎えるための、体づくりの本。

目次

第1章 人生90年時代をどう生きますか?
1.今、高齢期にある人たち
2.超高齢社会――戦後生まれが高齢者になる
3.高齢社会で増えるのは後期高齢者
4.高齢社会の主役は女性
5.高齢者の健康は自立の度合いで

第2章 運動はなぜ必要なのですか?
1.宇宙における老化とは
2.宇宙からの警鐘
3.抗重力筋の衰えを防ぐ
4.運動は筋肉と骨の協同作業
5.司令室としての脳・神経系
6.酸素を取り入れ、運動する

第3章 自分のことに気づいていますか?
1.座っている時間が長すぎませんか?
2.どんな座り方をしていますか?
3.よい姿勢を心がけていますか?
4.すり足で歩いていませんか?
5.からだが硬くなっていませんか?
6.1日何回、両手を挙げて深呼吸しますか?
7.すばやく動くことができますか?
8.身長が低くなったと思いませんか?
9.太り過ぎてはいませんか?
10.健康なのになぜかやせてきた
11.お互いに気づいて、支えあう

第4章 からだはどのように動きますか?
  ――からだと上手に付き合うために
1.運動器――骨・関節・筋肉(骨格筋)の連係プレイ
2.頭脳の延長としての手、繊細で力強い手
3.腕力の象徴「力こぶ」
4.天使の翼のように――しなやかに動く肩甲骨
5.よい姿勢が呼吸を助ける
6.からだの中心を支える腹筋
7.骨盤と股関節、腸腰筋、大殿筋――上体を支え、元気に歩く
8.老化は脚から
9.下腿の筋肉と足関節

第5章 楽しく歩いて、今日も元気
1.「センター」を意識して立つ
2.歩くための基礎知識
3.高齢者の歩き方の特徴
4.健康ウォーキングのすすめ――よい姿勢で元気に歩く
5.ウォーキングで健康づくり――期待できる効果
6.効果をあげるために――継続のコツ
7.快適に歩くために――靴、服装、時計、歩数計、水筒など

第6章 ストレッチ体操
  ――硬くなったからだ、鈍くなった動きからの脱却法
1.ストレッチ体操とその効果
2.ストレッチ体操――実施上の留意点
3.高齢者のためのストレッチ体操

第7章 リズム体操のすすめ
  ――脳を活性化し、心もからだも元気になる
1.いつも心でスキップを
2.動きの軌跡とボディ・ゾーン
3.高齢者のリズム体操――ねらいと構成
4.安全に効果をあげるために
5.リズミカルにからだを動かすために
6.高齢者のリズム体操――いきいきクラブ体操を例に

第8章 転ばないからだづくり
  ――転倒予防、寝たきり予防に向けて
1.転倒予防、寝たきり予防に向けて
2.転びやすさの要因
3.どんな転び方をしましたか?
4.転ばないからだづくりのヒント
5.転倒予防のエクササイズ
6.可能性を広げるフェルデンクライス・メソッド
7.後期高齢者のために――寝たきりゼロを目指して

第9章 いつまでも今の体力を保持する
  ――高齢者の体力測定
1.高齢者の体力
2.高齢者の体力測定は6種目
3.楽しく安全に体力測定を
4.自分の体力は自分で評価
5.体力測定の結果を生かす
6.家庭でできる体力測定

第10章 高齢期の運動指導
  ―― 一人ひとりを大切に
1.高齢者の運動指導に関わって
2.高齢者のからだを知って指導する
3.安全に運動できる環境を
4.運動指導での留意事項

付録 みんなで楽しく健康づくり
  ――全国老人クラブ連合会の取り組み
1.老人クラブをご存じですか?
2.21世紀の老人クラブ活動
3.老人クラブの健康づくり――みんなで健康な心とからだをつくろう
[資料]

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