教師力を磨く

若手教師が伸びる「10」のすすめ

教師力を磨く
著者 仲島正教
ジャンル 書籍 > 保健・健康 > カウンセリング・ケア
出版年月日 2006/11/10
ISBN 9784469266245
判型・ページ数 四六・232ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税10%)

内容

教師力とは「子どもを躍動させる力」!!

「子どもを躍動させる力が教師力だ」との考えのもと、それを身につけるには何が必要なのか。講演数、500回を超える元小学校教師が子どもに自信と勇気を与える心温まるエピソードを交えて、その秘訣を明かす。

目次

はじめに

第1章 「教師」のすすめ――この仕事の魅力
初めて教壇に立ったとき
三月、子どもとの別れ、そして感動
「一人の喜びはみんなの喜び」
「涙が出てしもうた」
「オレ、先生と会えてよかった」
教え子と一杯飲める幸せ
教師の仕事というのは……

第2章 「若い」のすすめ――若さは大きな財産
若いというだけで子どもは喜ぶ
若いというだけで保護者は心配する
若いというだけで、許されることもある
失敗しても大丈夫、とにかくやってみる
ちょっと生意気ぐらいがちょうどいい
苦手な教科こそ、実は得意になれる可能性がある
アホな先生になろう
イチロー(マリナーズ)の言葉

第3章 「出会い」のすすめ――「出会い」、それは成長
出会いはいいスタートにつながる
子どもを惹きつける着任式での出会い
教室での出会い
先入観を持たない出会いを!
担任の主張が出る出会いを!
保護者との出会い
目標の先生との出会い
授業との出会い
こんな出会い、あんな出会い
「めあて」との出会い

第4章 「遊び」のすすめ――若手教師の最大の切り札
思い出は「先生と遊んだこと」
若いときに遊ばずして、いつ遊ぶ?
休み時間には一番に運動場に出る
ただのお兄ちゃんとプロ教師の違い
遊びのなかに本音がつまっている
教師はガキ大将に!
遊んでもらった経験はその子の一生の宝
悩んだときは、とにかく遊べ!
息をハァーハァーさせながら授業に臨む喜び
ゲーム「大あらし」で知る家庭の様子
青春を謳歌しよう

第5章 「ほめる」のすすめ――具体的なほめ方を
何をほめるのか
いつほめるのか
学級通信でほめる
個人懇談会でほめる
学級懇談会(全体懇談会)でほめる
通知表でほめる
家庭訪問でほめる
学級目標に返してほめる
「叱る」「怒る」ことも遠慮しない!
教師は自分の「ほめる感性」を育てること
お母さんから教えてもらったこと

第6章 「研究授業」のすすめ――授業のうまい先生に
教師の原点は授業
研究授業は自分を伸ばすチャンス
授業づくりと学級づくりは両輪
若手教師が研究授業をするから研究会が盛りあがる
授業づくりは「あの子の目を輝かせたい」から始める
たかが指導案、されど指導案
一人ひとりを生かす指導案の書き方<その1>指導案の一番大切な部分は?
一人ひとりを生かす指導案の書き方<その2>趣旨をどう書くか
研究授業をみるポイントは?

第7章 「学級通信」のすすめ――子どもが輝く学級通信
学級通信の題名を考えることからスタート
どんなことを書くのか
学級通信を「書くこと」によって、子どもに「気づく」
学級通信を長く続けるコツは?
学級づくりと学級通信

第8章 「書くこと」のすすめ――書きたくなる工夫
「書いてみたいな」と子どもに思わせる作文指導の工夫あれこれ
子どもの記録をどうつけていくか

第9章 「人権教育」のすすめ――優しい人に育てたい
人権教育はむずかしい?
人権教育って何? ひと言で言えば「優しい人」になること
「先生、私には『憂』という字は…にみえる」
優しい人になれば、人権問題は解決するの?
人権教育の視点に立った学級づくり、授業づくりとは
同和教育と人権教育の違い
同和問題の解決へ向けて
子どもたちの叫びを大人は聞いてほしい

第10章 「体育」のすすめ――体育を通しての人間づくり
高田典衛先生と土谷正規先生との出会い
体育の授業で大切なこと
一番苦手な子が生き生きと活動する体育に
魅力ある体育学習にするための四つの条件
体育を通した人間づくり――実践例「私たちのゴールパスゲーム」(四年)の授業を通して
体育の学習とは、自分の生き方に自信と勇気を与えてくれるもの
終わりに

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