卓球物語

エピソードでつづる卓球の百年

卓球物語
著者 荻村伊智朗
藤井基男
ジャンル 書籍 > スポーツ技術・トレーニング・コーチング > 卓球
出版年月日 1996/04/10
ISBN 9784469263367
判型・ページ数 四六・224ページ
定価 1,870円(本体1,700円+税10%)

内容

卓球の発展史がこの1冊で楽しく学べる!

20世紀初頭ヨーロッパではピンポン・パーティーが大流行。50種類以上もの招待カードが市販されていた…。卓球が伝播する過程、ルール改正の舞台裏など卓球愛好者にも意外に知られていないエピソードを「ミスター卓球」故・荻村伊智朗と、その旧友・藤井基男が紹介する。

目次

第1部 卓球の発展史
 1 卓球の始まり
 2 ピンポンから再びテーブルテニスへ
 3 第一回世界選手権の頃
 4 卓球競技の発展
 5 オリンピックの正式種目になった卓球
 6 68年間に会長3名の国際卓球連盟
 7 スポーツ交流とピンポン外交

第2部 卓球日本の時代
 1 日本への伝来と卓球日本の夜明け
 2 初の国際大会開催――1936(昭和13)年
 3 世界選手権と日本卓球
 4 回想の世界選手権

第3部 世界の卓球技術史
 1 草創期「ショート、ハーフボレーの時代」
 2 1930~40年代「コントロールの時代」
 3 1950年代「スピードの時代」
 4 1960年代「打球点の時代」
 5 1970年代「スピンの時代」
 6 1980年代以降「速さと変化の時代」

第4部 競技ルールの改正小史
 1 フェアネスを求める方向への改正
 2 よりエキサイティングなラリーを求める方向への改正
 3 テレビ時代、ファッショナブルで、見やすい方向への改正
 4 「健康によいスポーツ」を求める方向への改正

第5部 用具(ラバー・ラケット)の移り変わり
 1 ラバー開発以前
 2 ラバー開発以後
 3 時代が新しい用具を生み、新しい用具の登場が技術や戦術の革新を生む

第6部 荻村伊智朗の卓球観
 1 応援のマナーとフェアプレー
 2 現代卓球「勝負の構造」と世界で勝つ戦術

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