内容
勝つためのバレーボールのすべて!
トップレベルの選手・チーム育成を目指す指導者やコーチのために必要な知識・理論・指導法・指導計画・試合分析などを網羅した、上級指導者・上級コーチ必携のテキスト。1989年の刊行以来好評を得てきた旧版を、今回、日本バレーボール界を代表する著者陣が全面的に見直した。
目次
第1章 チームづくりの基本とマネジメント
1.チームづくりの基本的条件
1 指導対象の選び方
2 指導条件の調整
3 指導者の役割
2.指導環境の整備
1 指導者自身の環境づくり
2 バレーボール指導のやりやすい環境づくり
3 経済的基盤の確立
4 環境づくりと人間関係
3.チームマネジメント
1 意欲をもたせる指導
2 チームづくりと人間関係
4.練習計画の作成
1 練習計画の重要性
2 指導計画立案上の原則
3 練習計画の種類と具体例
第2章 より高度なバレーボールを目指して
1.コーチングスキル向上への努力
2.バレーボールの応用技術
1 守りの技術(パス・トス・レシーブ)
2 セッターの育成法
3 攻めの技術(スパイク・ブロック・サーブ)
3.勝つための高度な練習法
1 練習法の構成上の原則
2 技術の発展系列
3 結合・複合トレーニングのねらい
4 複合トレーニング
4.トップレベルチームのフォーメーション
1 守りのフォーメーション
2 攻めのフォーメーション
5.トップレベルチームの技術
1 セッターへの返球
2 幅のあるトスの能力
3 ブロックからの切り返し
4 レシーブシフトの変化
5 攻撃パターンの多様化
第3章 バレーボールのトレーニング
1.バレーボールの体力測定とその分析方法
2.バレーボールのトレーニング方法
1 トレーニングの科学的背景
2 基本的および専門的レジスタンストレーニング
3 最近の専門的トレーニングとその考え方
3.バレーボール選手のメンタル・スキル・トレーニング
1 今なぜメンタル・スキル・トレーニングなのか?
2 メンタル・スキル・トレーニングとは何か?
3 メンタル・スキル・トレーニングのプロセスとその実際
第4章 バレーボールの科学
1.ゲームの分析法と作戦論
1 バレーボールゲームの分析
2 ゲームの分析方法
3 データの整理・分析と活用方法
4 ゲームの作戦とコーチング
2.バレーボールの科学的分析と指導上の原則
3.健康管理と栄養管理
1 健康管理
2 栄養管理
第5章 指導者に必要な知識
1.指導者養成制度の現状
1 公認指導者資格の取得
2 指導者倫理の徹底
2.日本バレーボール協会(JVA)の現状と課題
1 日本バレーボール協会の目標と組織
2 日本バレーボール協会の現状
3 日本バレーボール協会の課題
3.国際バレーボール連盟(FIVB)の現状と世界のバレーボール
1 国際バレーボール連盟(FIVB)の現状と今後
2 今後のバレーボール指導者に望むこと
4.国際大会参加に必要な手続きと常識
1 国際バレーボール連盟(FIVB)主催の公式大会
2 国際バレーボール連盟(FIVB)主催の公認大会
3 アジアバレーボール連盟(AVC)主催の公式大会
4 アジアバレーボール連盟(AVC)主催の公認大会
5 エントリー(大会参加申込み)
6 レギュレーション
7 組み合わせ抽選会(ドローイングオブロット)
8 プレリミナリーインクアイアリー
9 ジェネラルテクニカルミーティング(代表者会議)
10 各種インフォメーション
11 選手団が注意する事項
第6章 バレーボールルールの知識
1.審判論
1 審判の定義
2 審判活動
2.6人制バレーボール
1 施設と用具
2 競技参加者と競技形式
3 プレー上の動作
4 中断と遅延
5 リベロ・プレーヤー
6 競技参加者の行為
3.9人制バレーボール
1 施設と用具
2 競技参加者と試合の準備および進行
3 プレーの定義と反則
4.ソフトバレーボール
1 施設と用具
2 チームおよび試合の準備と進行
3 得点、セットおよび試合の勝者
4 プレー上の動作と反則
5 役員
5.ビーチバレーボール
1 施設と用具
2 チームの構成と競技参加者
3 得点と勝敗の決定
4 試合の準備およびプレー上の動作