築地魚河岸ことばの話

読んで味わう「粋」と「意気」

築地魚河岸ことばの話
著者 生田與克
冨岡一成
ジャンル 書籍 > 日本語・日本文学・日本語教育・国語教育 > 日本語一般
出版年月日 2009/09/11
ISBN 9784469222043
判型・ページ数 四六・176ページ
その他の情報 オールカラー
定価 1,540円(本体1,400円+税10%)

内容

目からウロコのうんちく満載!

日本橋魚河岸時代から数えること400年――江戸の気風を今に伝える築地魚河岸の「裏の裏」までが見えてくる。業者の間で使われている「隠語」をはじめ、魚河岸特有の仕組みを理解するための「専門用語」、築地の人・土地・文化に関する「意外なエピソード」などを紹介。また、現役仲卸である著者ならではの、魚にまつわる「美味しい話」も満載。

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目次

凡例

第1章 【基本編】
約四世紀にわたり育まれてきた独特の〝粋〟と〝意気〟を肌で感じるために、まずは押さえたい基本の一三八語。
[コラム] 三代目に教わる「築地の歩き方」1
築地魚河岸は一日にしてならずっ!

第2章 【応用編】
魚河岸での威勢良いやりとりや、表からは見えない入りくんだ仕組みを正しく理解するための、応用編五〇語。 
[コラム] 三代目に教わる「築地の歩き方」2
江戸の〝粋〟と〝いなせ〟を感じてくれよっ!

第3章 【よもやま編】
映画、文学、歴史…築地の本当の深みを極めるための、ガイドブックには載っていない、ちょっと深めのうんちく一八話。 
[コラム] 三代目に教わる「築地の歩き方」3
河岸の魅力は魚だけじゃぁない

第4章 【美味い魚の話】
仲卸人だからこそ知っている、読んで美味しい、魚にまつわる常識破りのエピソード一〇四。 
[コラム] 三代目に教わる「築地の歩き方」4
自分でさばいた魚は美味ぇーぞ!

[築地点描]
  【冷凍マグロの荷下ろし】
  【セリ直前の緊張感】
  【動き出す河岸】
  【マグロをさばく】
  【行き交うターレ】
  【交通整理】
  【魚がし横丁】
  【河岸引けのひと時】

あとがき
参考文献
さくいん

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