古語林

古語林
著者 林巨樹
安藤千鶴子
ジャンル 辞典・事典 > 日本語・日本文学
学習辞典 > 国語辞典・古語辞典
出版年月日 1998/03/31
ISBN 9784469021158
判型・ページ数 B6・1638ページ
その他の情報 上製・函入・2色刷
定価 本体2,700円+税

内容

古語辞典のニューウエーブ

収録語数36000余、豊富な収録語数。「おぼしあつかふ」「きこえわたる」など『源氏物語』や『枕草子』に現れる複合語を多数立項した。重要な基本語の用例は全訳。一般項目の用例には適宜部分訳を付す。基本語・敬語と文法を徹底重視。何を覚えたらよいかにまで踏み込んだていねいな解説で、古文が身近なものになる、新しいタイプの学習古語辞典。本文中の図・コラムは、解説と有機的に結合。大型図版多数。充実した巻末事典には、人名・地名・作品名・文芸用語・歴史的事項などを、現代仮名遣いの見出しによって配列した。

目次

<基本語の用例は全訳。複合語を多数立項>
別々に引いてもわかりにくい意味が一度でわかる。

<敬語>
古文解釈のネックである敬語には、種類や対象を示したユニークでわかりやすい解説。敬語表現は語例を掲げ、具体的な人名や地位を補った用例で理解がアップ。

<助詞・助動詞>
大型囲みで解釈の難関を克服。<和歌・俳句>訳のほかに充実した解説・鑑賞を付す。百人一首は全て収録。掛詞の項には用例をあげて解説。

<『源氏物語』をいきいきと>
用例に主要人物名や場面を示し、古語を源氏の世界でいきいきととらえる。


誤解されている古語
「情けは人のためならず」を「情けはその人のためにならない」と解するのは誤り。「ためならず」の「なら」は動詞「成る」ではない。名詞「ため」についている断定の助動詞「なり」の未然形で、「他人に情けをかけるのは他人のためではない。めぐりめぐって自分によい報いがくる」の意。「かたみに思ふ千万の 心の端を一言に さきくとばかり歌ふなり(蛍の光より)」「かたみに」は「形見に」でなく「互に」という古語。「さきく」は「裂きく」「先行く」ではなく「幸く」という古語で、「おしあわせに」の意である。(「古語ウォッチング」古語林971ページより)

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