魚はなぜ群れで泳ぐか

魚はなぜ群れで泳ぐか
著者 有元貴文
ジャンル 書籍 > 言語・言語学 > エッセイ
シリーズ ドルフィン・ブックス
出版年月日 2007/03/10
ISBN 9784469213096
判型・ページ数 四六・240ページ
定価 1,650円(本体1,500円+税10%)

内容

魚たちの「行動」と「心」を知るための一冊

魚の群れにリーダーはいるのか? 水の中で味とにおいは区別できるのか? ブリとアジ、視力がいいのはどちら? 釣られた魚のストレスはどれくらい?…不思議に満ちた魚たちの行動や知能について、動物行動学の知識にもとづき、数々の実験を紹介しながら、その仕組みを解説する。

目次

I 魚はどうして群れを作るのか
 <1> 魚の群れを見たことがありますか
 <2> 魚はなぜ群れを作るのか
 <3> 魚はどのように群れを作るのか

II 魚の感じる世界
 <1> 魚の行動のしくみと感覚
 <2> においと味の世界
 <3> 沈黙の世界に音を聞く
 <4> 魚はなにを見ているか

III 魚の学習
 <1> 動物の学習行動
 <2> 条件反射と試行錯誤
 <3> 魚の学習能力
 <4> その他の学習行動

IV 魚の泳ぎ方
 <1> 泳ぎ方のさまざま
 <2> 泳ぐ速さと筋肉の使い方
 <3> 泳ぎ方の分類
 <4> マグロの泳ぎ方

V 魚とストレス
 <1> ストレスとはなにか
 <2> 漁獲された魚のストレス

VI 釣りのはなし
 <1> 道具とエサの科学
 <2> 釣りと魚の感覚
 <3> キャッチアンドリリースの科学

●あとがき

●本書で紹介した研究の一覧
●参考文献

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