1 論理哲学論考

草稿 1914-1916 論理形式について

1 論理哲学論考
著者 奥雅博
ジャンル 書籍 > 言語・言語学 > 言語論・言語哲学
シリーズ ウィトゲンシュタイン全集
出版年月日 1975/04/01
ISBN 9784469110111
判型・ページ数 A5・418ページ
定価 4,950円(本体4,500円+税10%)

内容

二十世紀最大の哲学的天才の主著

「私の言語の限界が私の世界の限界を意味する」「世界と生とは一つである」「話をするのが不可能なことについて人は沈黙せねばならない」――これらの有名なアフォリズムをふくむ『論理哲学論考』はウィトゲンシュタインの初期思想の結実をしめす代表作である。ソナタ形式にも比せられる構成の美しさと思索の徹底性とによって多くの人々を魅了し、いまや、現代哲学の古典の地位を不動のものにしている。本巻を併せ収録された最初期のノート、手紙などは、『論考』にいたる彼の足取りを生き生きと描き出したものである。

目次

凡例

論理哲学論考
 序文──バートランド・ラッセル
 論理哲学論考
 序文

草稿1914-1916
 付録I 論理に関するノート
 付録II ノルウェーでG・E・ムーアに対して口述されたノート
 付録III ラッセルにあてたウィトゲンシュタインの手紙の抜粋

論理形式について

訳注
訳者あとがき
索引

ジャンル